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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年02月25日

師匠からの教え

出来の悪い弟子を持った師匠は悲劇かもしれないが、この御仁、少々のことではめげないお人だ。同じ事を何度か教えても習熟できない弟子に苛立つこともなく丁寧に何度も説明しかつ実践現場を見せてくださる。全く持ってありがたい存在である。それにしても周囲の方々に何と恵まれた境遇なのか・・・・・・・・・・・・・無論、出来の悪い弟子とは小生のことである。発端は例のジャガイモなんだが、丸ごと種芋として芽出し作業をしていると語ったところ、懇切丁寧に作業手順を解説してくれはった。腐るかもしれない・・・・・・との小生の疑念にも、切り分けて2日くらい乾燥させれば自力で幕を作り切り口を保護できるからとのこと。種芋を無駄遣いすることが気がかりだったのだろう。


            師匠の教えにより種芋を分割しました。幕張り中です。
師匠からの教え


師匠の教えに従い、大きめの種芋を二等分した。今週は雨模様だから数日小屋内で保管し自力によるジャガイモの幕張り(切り口を皮膜させる作業)を促進させよう。師匠が語るように、種芋を丸ごと使用すれば発芽が多すぎて芽欠き作業に手間暇を取られるだけであろう。どのみち発芽した段階で2~3本の枝に調整するのだから。


          購入した種芋。丸ごとで発芽の促進中だったのだが・・・・・・・・。
師匠からの教え


師匠の畑作業を見ていると30センチ位の小枝をもって間隔を測っておられる。種芋を植え込み小枝を置いてその先に又種芋を植え込む・・・・・・・・この作業の繰り返しだ。ジャガイモがきっちりと等間隔に植え込まれる。無論、種芋と種芋の間には元肥を埋め込んでおられる。元肥は化成肥料と油かすだ。ここで師匠の講釈がまた始まる。肥料の購入方法だ。師匠の話では同じ構成比の化成肥料でもホームセンターの物とJAの物とでは品質が異なっているとか。確かに価格面ではホームセンター製が安いが実際に現場で使用してみるとJAの品質には叶わない、品質と価格とは比例関係にある、・・・・・・・・・・・これが彼の持論である。結果としての作品を見ているだけに反論は出来なかった。

      師匠のジャガイモ畑。中央下部に見えるのが尺棒です。約30センチ位か。
師匠からの教え


来週にはジャガイモを植え込もうと思う。3月にはいるし気温も上昇してくれるだろう。深植えの必要性も薄らいでくる。それにしても地域の農家の人はよくぞ気象条件を読んでおられることだ。「ジャガイモは3月に入ってからだぞ」・・・・・・・あちこちで言われていた言葉なのだ。本日の当地で最低気温が6度、最高気温が12度・・・・・・・・・条件が整ってきたようだ。  



師匠からの教え









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Posted by とんび at 05:08│Comments(0)畑の作業
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