2009年02月27日
ジャガイモ植えたよ
あいにくの天候が続いていたが、1日だけ晴れ間がのぞいてくれた。これ幸いと畑に直行、ジャガイモの植え付けにかかることとしよう。少々気温が気がかりだが、もう冷え込むことも少ないだろうと判断し、植え付けることにする。数日の雨で畑は水っぽいが、種芋の幕張は充分できたようだから多分大丈夫だろう(楽観的すぎるかな)。ジャガイモは種芋の上部に新たな芋が出来てくる。従ってあとから土寄せが出来るような構造にしておかないと収穫に響いてくるのだ。最初はこれがわからなかった。畝立てをしてその頂部に種芋を植え込んでいたのだ。当然、収穫はほとんど望めなかった。無知とは恐ろしいものである。師匠からの特訓や周囲の先輩方に教えていただき、手順だけはマスターしたつもりなんだが。
準備した種芋です。大きめのは二等分しています。
切断面はきれいに皮膜されています。ジャガイモの自力ですね。
まずもって取りかかるのが畝立て作業、これは事前に完了している。次が肝心なのだが畝の溝掘り作業だ。畝の中央部に深めの溝を掘るのである。そしてこの溝の中に種芋を埋め込んでいくのだ。当然、元肥も要求される。ジャガイモの場合、大半は元肥のみでOKのようで追肥はあまりやらない。説明より画像の方がわかりやすいだろうから、下記をご覧ください。元肥は小生の場合、化成肥料と鶏糞だ。
畝の中央部に深めの溝を掘っていきます。
尺棒で測りながら種芋を配置していきます。約30センチ間隔。
配置した位置でさらに穴を掘って埋め込みます。種芋と種芋との間には穴掘りして元肥を埋め込むのです。そして薄く土をかぶせその上に稲ワラや籾殻等をかぶせてあげます。芽が出やすくて、尚、保温効果が高いようにとの工夫でありましょうか。当然こうした資材は土壌の改良資材ともなってきます。田畑で取れた物はまた田畑に返してあげるのが原則でしょう。
埋め込んだ種芋の上には籾殻を大量に。
出来上がった第一陣のジャガイモ畑。
それにしても谷間の農園は水はけの悪い土地です。ジャガイモはどちらかというと乾燥気味のサクサクした土が似合っているようです、適地適作でいきたいのですが選択の余地はありません。許された条件下で工夫するしかないようですね。年に2回、収穫できるのがせめてもの救いでしょうか。
まあ何といいますか、水持ちのとても素晴らしい畑とでも。