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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年04月16日

果菜類の定植期

種苗店が賑やかになってきましたね。春先がやはり一番のようです。どのお店を覗いても種や苗がてんこ盛りとなっています。似たような品揃えですが、そこはそれ、品質と値段が微妙に異なっているようです。小生も果菜類は種ではなく苗を購入するケースが多いのですが、店によって苗の勢いが全く違っていますね。どのお店がどうこうと言うのは控えますが、数店を回ってできるだけ元気のいい苗を選択したいものです。人間も、第一印象がその方の本性とそう違ってないように、苗も見た目で元気の良さそうなのが成長もいいようです。本日は雨上がり、苗類の定植には抜群の天候です。畑が少々湿っていて作業がしづらいですが、苗にとっては打って付けの環境でしょうね。


        購入したトマト苗、品種は桃太郎と赤と黄のミニトマトです。
果菜類の定植期


市販されている苗は高さが20~30センチ程度、当然ひ弱で自力で直立するのは少々困難です。従って添え木を作ってあげる必要があります。小生達がもっぱら利用するのは孟宗竹、何せふんだんに素材がありますし再生産が可能です。さっそく竹林から切り出して加工します。画像でご覧頂く方が理解が早いでしょう。1本の孟宗竹を切り出して1.5メートル位に玉切りします。後は鉈で細分して下を尖らせればOKです。作業をしているとKoさんが覗きに来ました。俺の分もよろしく・・・・・・・挨拶代わりなのか本気なのか、植え付けの下準備は出来ているのかな。


            (1)素材の孟宗竹を竹林から切り出します。
果菜類の定植期
           (2)孟宗竹を1.5メートル位に玉切りします。
果菜類の定植期
            (3)鉈で細分して下を尖らせておきます。
果菜類の定植期


本日はトマトとナスとピーマンと鷹の爪を定植する予定でしたが、小生の行きつけのお店ではピーマンと鷹の爪はまだ未入荷のようでした。従ってトマトとナスのみを定植します。トマトは共同農園にナスは谷間の農園に植え付けます。この両者、同じナス科なんですが性質が全く異なっています。トマトは水分を嫌い、乾燥気味の土壌を好みます。雨にも当てない方がベターです。ナスは正反対で水分がなければ育ちません。水気の多い土地を選ぶか、せっせと水やりを行うか、ベストなのは畝間に水流を通してあげることでしょう。
 

         植え付けの下準備が出来上がりました。後は苗と元肥ですね。
果菜類の定植期


適応する土壌の違いはありますが、植え付け自体はトマトもナスも似たようなものです。先に指定場所に添え木を立て、位置決めを行っておきます。その後、苗を植え込んで周囲に元肥を埋め込んでいきます。最後に細ひもで苗と添え木をくくってあげれば完成です。苗が小さい間はこれで十分ですが、少々大きくなってくると、がっしりした竹柵みたいなものが必要となります。幹の大きさ、実なりの重さ等で、今の添え木では対応できなくなってきますね。


        完成したトマト畑、苗が小さい間はこの程度の添え木で十分です。
果菜類の定植期   

              完成したナス畑、周囲に水が貯まっています。
         果菜類の定植期


適地適作、適期適作・・・・・・・・・・農家で語り継がれています言葉です。場所と季節を見極めよとの箴言でしょう。何事も、熱意と努力だけでは解決できないものです。要は野菜類がどのような環境を望んでいるのか、彼等と会話が出来るようになれば一人前だそうです。残念ながら、小生にはまだまだ彼等と語り合える能力は備わっていないようですね。












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Posted by とんび at 05:14│Comments(0)畑の作業
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