2009年04月18日
相棒のドッグ入り
和歌山県橋本市、行政区から見ればかなりの遠隔地に思える。だが南河内からだと一山越えた裏っかわ(橋本からはこちらが裏側か)に過ぎないのだ。当然、短時間で往来できて、県境を超えるという感覚はほとんど無い。車だと大阪市内にでるより橋本に出る方が余程に近いのである。ということでしばしばの訪問となってくる。最多の季節は秋の柿シーズン、この地の柿は天下一品で他地区の柿は食べれないほどだ。嘘だと思ったら今秋、是非にご訪問を。脇道にそれました、柿の話ではないのだ。今回の橋本訪問は相棒のドッグ入り、こまめ君が不調なのである。ここには農業に特化したホームセンターがあって修理工房まで併設して営業している。こまめ君もこちらにドッグ入り、そんな思惑での訪問でした。
相棒のこまめ君、最近はエンジンがかからなくなりました。キャブのようですね。
店頭を覗くとすぐ横に工房がありました。設備や工具や修理中の機器等をながめていると、おおよその雰囲気がわかってきます。どうやら小型の農機具に限定した修理工房のようで、メインは刈払機と小型の耕耘機のようです。大型耕耘機やトラクターなどはメーカー系列のデイーラーに出した方が良さそうですね。何台か修理中の耕耘機が並んでいました。スタッフの方としばらく雑談してると、持ち込まれる機器の大半がエンジンの始動不能で、しかもその原因の大半はキャブレーター不調にあるとか。不調の主因は燃料の入れっぱなしによるものだそうな。頭の痛い話で、小生の場合もピッタシカンカンそのとおりなのだ。お店の能書きを証明するために持ち込んだような感じである。
ホンダ商品がメインの取り扱いのようです。こまめ君もメイドインホンダなのだ。
とりあえず分解して様子を見ますが調整のみで済めば4~5千円くらい、パーツの交換を伴うと修理費もアップしますとのこと。こまめ君がないと作業に支障があるので、ともかく修復をとお願いする。調整のみで済んでくれればラッキーなのだが、スローの回転数をいじってるので手こずるかも知れませんな。まっ、相手さんはその道のプロ、お手並み拝見といきましょう。
工具類は割と簡素なようです。後はスタッフの腕次第というとこでしょうか。
多発事例とおおよその修理工賃が表示されてました。
耕耘機も刈払機もチェーンソーもそうだが、いまでもキャブレーターがメインである。車だととっくに無くなって電子噴射とかのマイコン制御なのだが、農機具では今もキャブが主役なのだ。安価で簡単で使いやすいパーツなんだろう。ただこのパーツ、詰まりやすいのが欠点である。ちょっと油断するとゴミなどで目詰まりをおこし、エンジン不調となりやすいのだ、スタッフの方にも言われたとおり、燃料を入れっぱなしにするのが一番悪いのだが・・・・・・・・・・・・・わかってはいるのだが面倒なのでつい。
こまめ君のキャブレーターです。簡単なパーツですが役割は重要です。
さて相棒のこまめ君、数日間の入院で無事に私宅に帰ってこれるのかどうか。お店からの電話連絡が楽しみですね。目の玉が飛び出るような請求書が同伴しないことを願っております。