2009年04月19日
庭先ハンター
我が家の狭い庭先にキンモクセイの大きな木を植え込んでいる。季節になれば黄色の小さな花が咲き、いい香りを漂よわせてくれて庭中が和やかな雰囲気に包まれる。そのキンモクセイの根元に我がシイタケ工房(?)があって、時折にシイタケの恵みをもたらしてくれてました。何分、植菌して数年の時間が経過しているので、今年はもうだめだろうと諦めていたのだが。ここ数日の小雨で隠れていた菌が成長したのか、でっかいシイタケが出来てました。諦めていただけに喜びもひとしおです。原木栽培のシイタケですので食味・食感は特別ですね、早速収穫と参りましょう。
お化けのようなシイタケが出来ていました。全く気づかずに。
画像でもご理解頂けるように原木はかなりくたびれています。何年かのシイタケの算出でエネルギーを使い果たした・・・・・・・・そんな感じですね。今年はカブトムシの住み処とするか、そんな考えでしたが、もう1~2度の収穫は可能なようですね。使命を全うさせてあげましょうか。数本にはナメコも植菌しているのですが、こちらは出てくれてないようです。やはりシイタケが一番作りやすいようですね。
キンモクセイの木陰が、我が家のミニミニシイタケ工房です。
キンモクセイの木陰とはいえ、日当たりがよく水分の少ない土地です。シイタケにとっては決していい環境ではありません。それでもこうして健気に実ってくれるのですから、感謝・感謝の一語に尽きますね。これが湿気と日陰を提供できる場所でしたら、毎回たくさんの収穫が見込めるでしょう。原木はホームセンターや種苗店で1本500円程度で販売してます。手軽に作れますので一度体験されることをお勧めします。植菌はドリルで穴あけしてコマ(菌を植え込んだ木片)をハンマーで打ち込むだけです。
お隣さんへはみ出しそうな勢いですね。かなりの大きさです。
庭先で収穫したものを籠に盛ってみました。画像がピンぼけですが、まあっ、そんなことは気にしないでおきましょう。雰囲気が伝わってくれれば上出来です。こんなふうにシイタケ栽培はとても手軽で簡単ですよ。まさに地産地消で、変な農薬の心配もなし、食材は極力ご自身で作られるのが一番かと思いますね。
ピンぼけ画像で、明瞭に見えないところが、シイタケの大きさを物語っていますね。

シイタケはいろんなお料理に使えますし、重宝します。
そのままならミンチ(ハンバーグ風味)をのっけて、焼くと美味しいですし。
私も諦めかけた木(大木ではありません)から新芽が出てきたので超ハッピーです

植物の生命力はとても不思議な力がありそうです。飛騨の淡墨桜(樹齢1500年とか)でも感じましたが、人間の想像を超えた能力が備わっているようです。あやかりたいものですね。
今は芽吹きの時期、新たな命を垣間見せてくれるのでしょうね。お持ちの樹木を大切にお育て下さい。
