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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年06月24日

モロコシ3段撃ち

Kさんの得意技の一つが、織田信長に学んだ火縄銃の3段撃ちであることは紹介したが、小生も真似ることにしている。学ぶことは真似る事から始まるそうだから、小生も同じように3段撃ちをやってみようと思う。素材はトウモロコシと致しましょう。栽培期間に幅がありしかも連作障害が出にくい作物だから、対応性が高いのだ。既に4月下旬に第一段の種蒔きは終え、発芽した苗も幹となり結構大きくなっている。第二段は5月の下旬に種蒔きし発芽した新芽が伸び始めたところだ。続いて第三段目の撃ち方開始ということだが、雨上がりの本日に種蒔きすることに。おおよそ1ヶ月単位でずらしながら種蒔きしている。秋の収穫期も長くなり、長期にわたってトウモロコシが味わえる次第。


         こんな環境の中で耕作を続けています。シシやキジとも同類みたいですね。
    モロコシ3段撃ち


本日に準備したのはジャガイモの跡地、つい先だってジャガイモを掘りあげたところなんです。ジャガイモはナス科、トウモロコシはイネ科・・・・・・・・同一科の作物は連作しないのが常識なのだが、この場合は異なっておるので心配無しですね。よくしたものでトウモロコシの種が丁度一袋余っておりました。これを使って三段撃ちとまいりましょう。本日蒔いた種は秋の中頃が収穫期だろうか。およそ四ヶ月、10月末頃を予想しております。


                   丁度一袋だけ種が残っておりました。
               モロコシ3段撃ち


では具体的な作業にはいってまいりましょう。トウモロコシの植え付けには畝の溝掘りが第一番目の仕事です。モロコシは背が高く風に弱いので足下を強化する必要があります。溝の中で育て土寄せを行うことで足下の基礎固めを行おうとの魂胆です。溝の中ですと風にも当たらず、いわばある種の温室状ともなって育ちやすいメリットもあります。


         準備した畑に溝堀りし元肥を埋め込みます。小生は鶏糞が多いです。
    モロコシ3段撃ち
           元肥とする鶏糞です。トウモロコシは肥料食いですよ。
    モロコシ3段撃ち
       元肥が入りました。この上に土をかぶせ、種と肥料との接触を防止します。
    モロコシ3段撃ち


さて種蒔きの準備が整いましたね。ここで注意しなければならないのが、元肥には必ず土をかぶせ、種との接触を防ぐことです。肥料やけを起こしかねないのでご注意下さい。ここまで出来ましたらいよいよ種蒔きです。一粒蒔き、二粒蒔き、・・・・・・・・・いろんな方法がありますがお好み次第ということで。今回は種が少ないので一粒の点蒔きとします。種の上に薄く土をかぶせてやれば完了です。水やりの問題ですが梅雨時ということもあり、今夜は雨の予想ですからやらずとも大丈夫でしょう。


               溝の中ですね。ピンク色がモロコシの種です。
          モロコシ3段撃ち  


これで3回目のモロコシの種蒔きでした。秋はトウモロコシの大量収穫を予想しております。もっともキジやカラスや場合によってはイノシシなどが招かざる客となりかねないので防御策が必要でしょうね。基本的にはネットの活用でしょうか。数年前にはこの地のトウモロコシがカラス軍団に襲撃され、1日で全滅した苦い経験があります。同じ過ちを二度繰り返す者は大阪ではアホーと言うそうですね。


     でっかい綿菓子ですね。こんな光景を見てると昨夜の嵐のような風雨が嘘みたい。
    モロコシ3段撃ち
















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Posted by とんび at 05:18│Comments(0)畑の作業
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