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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年06月27日

下仁田ネギ

ネギの隊列が行儀良く並んでおります。無論、こうした技は小生には困難でこれは師匠の畑です。どうも小生はネギ栽培が苦手なようで、毎度の事ながら種蒔きから始めるとうまくいった試しがありません。結局、苗を購入するか師匠に頂くかの何れかとなります。画像は噂の下仁田ネギ、冬場の鍋料理には定番の品ですね。巨大なネギで、鍋1回にネギ1本で十分とも言えるほどです。このネギを冬場に収穫しようと思えば春の種蒔きから始めて2~3回の移植替えが必要となります。師匠の畑は、種蒔きで出来た苗を1回目の移植替えを行ったところですね。定植を行ったからこそ行儀良く並んでいるわけです。


        一見したところ、どこにもある細ネギみたいですが、文句なしの下仁田です。
     下仁田ネギ 


このネギは群馬県の下仁田町が原産地と言われております。彼の地は数年前に訪問しましたが、下仁田ネギとコンニャクの一大産地でした。見渡す限りのネギ畑、大消費地の東京が近いせいもあるのでしょう。コンニャクも収穫まで3年ほどかかるようですが、大量に栽培されております。土地が似合っているのでしょうね。
さてこの下仁田ネギ、小生も大好きなんですが、上述したようにネギ栽培が不得手なため師匠の畑を秘かに狙っております。苗が出来上がったら頂戴・・・・・・・・・・この方式ですね。一番手っ取り早い方法論です。気のいい師匠のこと、たいていは分けていただけます。農業日誌をめくってみると、昨年はどうも9月の下旬あたりにいただいたようです。


                見事な隊列でしょう、師匠の技の故でしょうね。
     下仁田ネギ
             苗畑が延々と続いております。もう2回ほどの移植替を。
           下仁田ネギ


さてこのネギ苗ですが、一番いいのは次の移植替えあたりの時期でしょう。例年は9月から10月頃です。この時期になりますと下仁田ネギも安定しており、滅多な事では病気になったり枯れたりする心配がないようです。そこで小生がおずおずと登場して、あの~ネギ苗を・・・・・・・・・ともみてしながら秘やかに。だが狙っているのは小生のみではなさそうです。他の仲間達も知ってか知らずか、下仁田ネギは植え付けていないようですね。


                師匠の得意技の一つ、カボチャの棚栽培です。
     下仁田ネギ


師匠の話が出ましたので、もうひとつ紹介しておきましょう。いわゆるカボチャの棚栽培です。上記の画像をご覧いただくとご理解願えるでしょう。半円形にカーブした鉄パイプに竹を横置きにしカボチャが登っていくように設計されています。この方式ですとカボチャへの日当たりが良く、地面に接していないので色あせが無くて商品価値が高いようです。事実、出荷すると師匠のカボチャから順に売れていくそうですよ。畑面積を節約できるのも大きなメリットでしょうね。
最近は仲間の衆も大半が真似をして似たような手法で栽培を行っています。学ぶことは真似る事・・・・・・・良い傾向です。


                葉の形状から見てコヒルガオのようですね。
    下仁田ネギ
         名前は失念しましたが、これは野草ではなく栽培花のようですね。
    下仁田ネギ


師匠のネギ畑で遊んで昼食に帰る途中、道筋で清楚な花々を見つけました。薄いピンクの花はヒルガオかコヒルガオか迷ったのですが、葉の形状から見てコヒルガオの可能性が高いように思います。6月から9月頃にかけて畦道のそこかしこに咲いてくれますね。もう一つの花は民家の軒先などでよく見かけますので多分に栽培花でしょう。今回は畦道にありましたが、どなたかが植え込まれたものと想像しております。当地は花々が好きな方が多いとみえ、あちこちで可憐な花々に出会える事をとても幸福に思っています。



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Posted by とんび at 05:16│Comments(0)畑の作業
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