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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年08月22日

エビス草雑感

エビス草ってほとんどの方がご存じないですよね。かく言う小生も、数年前までは皆目ご縁のない草木でした。ふとしたきっかけで大先輩Uさんの畑を覗いたのが知遇の転機でした。彼はこの草をお茶の木として活用していました。具体的には、エビス草の種を採集しフライパン等で炒って茶の葉の代替品とするのです。試しに飲ませていただいたら、ウーロン茶のようなさっぱりした味で、夏場にはもってこいの飲用品かと思います。自給自足体制の拡充を図っていた小生には格好の品目でした。


         これがエビス草です、背丈が1.5メートル~1.7メートル位あります。
     エビス草雑感


ここ2年ほどチャレンジしてうまく収穫までには至らなかったのですが、今年は本式に収穫できそうです。4カ所ほどに分散して栽培してますが何れも順調に生育しています。秋になれば種がたくさん実ってくれるでしょう。エビス草は北アメリカ原産のようですが、日本には中国から伝来したようですね。中国では決明子(けつめいし)と呼んで漢方の薬草として使用されているようです。疲労回復や胃腸強壮それに高血圧の予防に効果があるそうです。

            これがエビス草の花です。丁度今頃が開花期ですね。
     エビス草雑感
         鮮やかな緑の葉がとても魅力的です、収穫は10月になります。
     エビス草雑感


さてこのエビス草、商品名はハブ茶という名称で市販もされているようです。おもしろいのはお茶への活用法が地域で異なること。大先輩Uさんの方式は上述どおりで、秋にさやの中に入っている種を収穫し炒って煎じて飲むやり方です。小生がブログを拝読している高知の山間部で田舎暮らしをなさっておられる方は、葉や茎を採集し通常の茶葉のように蒸し上げてもんで茶の葉にするそうです。ところ変われば何とやら、ではありませんが地域によって様々なんですね。


           柿の木の間の薄いグリーンの固まりがエビス草の畑です。
     エビス草雑感

このエビス草、4カ所ほどで栽培しているため、全部を収穫すれば相当な分量になるかと思います。来年の夏は麦茶ではなくハブ茶で冷たい飲み物を準備しようかと思います。スポーツ飲料もいいのですが砂糖が大量に含まれてるようで、どうも好きになれません。夏場の野良仕事は大量の汗をかきます、水分補給がおろそかになると脱水症や熱中症の可能性もあって危険です。できるだけいい飲み物を準備したいものですね。


              ショウガがようやく芽を出し成長し始めました。
     エビス草雑感


春先に植え込んだショウガですが、なかなか芽が出ずヤキモキさせられました。ようやく姿を現してはくれたのですが、植え込んだ量の1/4位です。寂しい限りですが出ないよりはましでしょう。少ない発芽分を大事に育ててまいります。


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Posted by とんび at 05:11│Comments(0)畑の作業
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