2009年12月19日
再び雪の話を
昨日は初冠雪の話をお伝えしましたが、再びの雪の話。朝起きますと強烈な寒さ、窓の外を伺いましたら真っ白な白銀の世界へと変貌しております。新聞配達の方が難儀しながら配っておられます。積雪量は5センチ程度でしょうか、雪国の方には笑われるでしょうが、当地で年内の積雪など大変な事態です。通勤も混乱するでしょうし、生活も大変、喜ぶのは子ども達ぐらいでしょうか。粉雪がしんしんと舞い降りてますので、本日は一日降り続ける模様ですね。農園で野小屋の建築を始めてますが、しばらくはお休みせざるを得ないようです。年内最後の山仕事も危ぶまれます。気象条件の悪化ほど事故への可能性が高まります。状況を見守りながらの判断となりそうですね。
太陽が昇りましたが、周囲はまだまだ白銀の世界ですね。
外に置かれた車は全てがこんな感じで。冷え込みました。
積雪が続きますと、雪に慣れない地方は混乱に陥りますね。車などもスタッドレスを準備してる方は少ないでしょう。大半が夏タイヤで過ごしています。交通の混乱は流通の混乱に結びつき、結果的に物価を押し上げる・・・・・そう考えるのは杞憂に過ぎないと願っているのですが。小さな話ですが、降雪がありますと農産物の出来も遅れがちです。成長曲線が抑制されるようで、畑に出向いても収穫物が無いよというような事態に。ビニールハウス等で加温すれば別ですが、エネルギーの消費量が高まって温暖化やCO2の問題も生じますしね。ところで問題点は降雪だけではないようです。ネット上でのニュースですが、評論家の宮崎正弘氏が怖くなるような記事を流しておられます。以下に転載しておきますので、ご覧になって下さい。
近くの雑木林も雪の中に。

ここから転載記事です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成21年(2009年)12月11日(金曜日)
通巻2798号
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
「北京の80キロとなりは砂漠」という空恐ろしい現実
日本への黄砂も被害深刻だが、北京はいずれ砂漠のなかに埋もれる
*************************************
拙著でも何回か書いた。「砂に埋もれる北京、海に沈没する上海」と。
20年前、清涼な水を運んだ河川は砂漠となり、井戸は使えず、農業は成立せず、農民は都会へ去った。砂漠化は急速に進み、廃墟、廃村。それもこれも植林事業を怠り、森林がはげ山とかして保水力をなくした。
ダム建設などの乱開発も悪影響を与えた。
北京から飛行機で西に向かえばすぐに分かる。
荒涼とした岩盤、岩肌。砂漠。離陸して十分もしないうちに、北京のすぐ傍に砂漠化の猛威が進んでいることを目撃できる。
事態は深刻の度合いを超えている。
1950年に中国の砂漠面積は13.7万平方キロだった。
現在は385700平方キロが砂漠。日本列島がすっぽり砂漠化して、まだ足りない。毎年毎年、富山県に匹敵するほどの面積が砂漠化しているのだ。
農業大国=河南省から陝西省、甘粛省、砂漠は大地を不毛とするばかり住民のこころも不毛とする。
この地域の人々は経済発展に取り残され、年収一万円(月収ではない)という極貧の暮らしを続けている。
北京政府は、貧困地帯への福祉、救援、そのほかの政策を採ろうともしない。
鳩山首相が飛ぶコペンハーゲンの世界大会(COP15)は、環境問題を論ずるらしい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ここまで転載記事です。
山手の住宅街も真っ白けですね。凍結してないのが幸いですが。

如何でしたか。事の善悪は別として我が国の食糧事情が中国に依存して成り立っていることはご存じかと思います。確かにスーパー等の売り場からは少なくなったでしょうが、外食産業や表示が問われない原材料としての使用などまだまだ大量の食料が輸入されています。毒入りギョーザの事例のような安全性の問題もありますが、ポイントは中国自体が2004年から食料輸入国へ転じたという事実でしょう。かの国の経済政策や食糧政策は内政問題で批判はしませんが、遠からず輸出の余力が無くなるのは想像できます。鳩山さんご一家には確固とした国家観や食糧安保の視点をお持ちでないように見受けられます。国が当てにならないとすれば、各位が自衛するしかないでしょうね。ただ欧州のように戦禍に蹂躙された経験が少ないだけに実感が伴わないのでしょうね。自分だけは安全・・・・・・・そういった根拠のない自信(?)が気になります。、
市街地も雪の世界へと変わりました。例年より早いようです。

降雪の話がいつの間にやら食糧の問題へと転じてしまいました。いつもの悪い癖です、お許し下さい。何時だったか、何処でだったか忘れましたが、「札束を持ってるよりも薪が軒先一杯にどかあんと積み上げてあったら、気持ちが大きくなって、生きていけるって思っちゃうんだ・・・・・・・・・・・・」そんな台詞をはいていた田舎暮らしの達人を思い出します。ドン百姓(失礼)である事の強さをしたたかに表現した言葉ではないでしょうか、見習いたいものです。
太陽が昇りましたが、周囲はまだまだ白銀の世界ですね。

外に置かれた車は全てがこんな感じで。冷え込みました。

積雪が続きますと、雪に慣れない地方は混乱に陥りますね。車などもスタッドレスを準備してる方は少ないでしょう。大半が夏タイヤで過ごしています。交通の混乱は流通の混乱に結びつき、結果的に物価を押し上げる・・・・・そう考えるのは杞憂に過ぎないと願っているのですが。小さな話ですが、降雪がありますと農産物の出来も遅れがちです。成長曲線が抑制されるようで、畑に出向いても収穫物が無いよというような事態に。ビニールハウス等で加温すれば別ですが、エネルギーの消費量が高まって温暖化やCO2の問題も生じますしね。ところで問題点は降雪だけではないようです。ネット上でのニュースですが、評論家の宮崎正弘氏が怖くなるような記事を流しておられます。以下に転載しておきますので、ご覧になって下さい。
近くの雑木林も雪の中に。

ここから転載記事です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成21年(2009年)12月11日(金曜日)
通巻2798号
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「北京の80キロとなりは砂漠」という空恐ろしい現実
日本への黄砂も被害深刻だが、北京はいずれ砂漠のなかに埋もれる
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拙著でも何回か書いた。「砂に埋もれる北京、海に沈没する上海」と。
20年前、清涼な水を運んだ河川は砂漠となり、井戸は使えず、農業は成立せず、農民は都会へ去った。砂漠化は急速に進み、廃墟、廃村。それもこれも植林事業を怠り、森林がはげ山とかして保水力をなくした。
ダム建設などの乱開発も悪影響を与えた。
北京から飛行機で西に向かえばすぐに分かる。
荒涼とした岩盤、岩肌。砂漠。離陸して十分もしないうちに、北京のすぐ傍に砂漠化の猛威が進んでいることを目撃できる。
事態は深刻の度合いを超えている。
1950年に中国の砂漠面積は13.7万平方キロだった。
現在は385700平方キロが砂漠。日本列島がすっぽり砂漠化して、まだ足りない。毎年毎年、富山県に匹敵するほどの面積が砂漠化しているのだ。
農業大国=河南省から陝西省、甘粛省、砂漠は大地を不毛とするばかり住民のこころも不毛とする。
この地域の人々は経済発展に取り残され、年収一万円(月収ではない)という極貧の暮らしを続けている。
北京政府は、貧困地帯への福祉、救援、そのほかの政策を採ろうともしない。
鳩山首相が飛ぶコペンハーゲンの世界大会(COP15)は、環境問題を論ずるらしい。
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ここまで転載記事です。
山手の住宅街も真っ白けですね。凍結してないのが幸いですが。

如何でしたか。事の善悪は別として我が国の食糧事情が中国に依存して成り立っていることはご存じかと思います。確かにスーパー等の売り場からは少なくなったでしょうが、外食産業や表示が問われない原材料としての使用などまだまだ大量の食料が輸入されています。毒入りギョーザの事例のような安全性の問題もありますが、ポイントは中国自体が2004年から食料輸入国へ転じたという事実でしょう。かの国の経済政策や食糧政策は内政問題で批判はしませんが、遠からず輸出の余力が無くなるのは想像できます。鳩山さんご一家には確固とした国家観や食糧安保の視点をお持ちでないように見受けられます。国が当てにならないとすれば、各位が自衛するしかないでしょうね。ただ欧州のように戦禍に蹂躙された経験が少ないだけに実感が伴わないのでしょうね。自分だけは安全・・・・・・・そういった根拠のない自信(?)が気になります。、
市街地も雪の世界へと変わりました。例年より早いようです。

降雪の話がいつの間にやら食糧の問題へと転じてしまいました。いつもの悪い癖です、お許し下さい。何時だったか、何処でだったか忘れましたが、「札束を持ってるよりも薪が軒先一杯にどかあんと積み上げてあったら、気持ちが大きくなって、生きていけるって思っちゃうんだ・・・・・・・・・・・・」そんな台詞をはいていた田舎暮らしの達人を思い出します。ドン百姓(失礼)である事の強さをしたたかに表現した言葉ではないでしょうか、見習いたいものです。
Posted by とんび at 05:14│Comments(0)
│つれづれなるままに
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