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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年01月09日

土方稼業は毎日で

寒風が吹き荒れてましたが、久方ぶりに小春日和となりました。おだやかな陽光の下に、肉体労働を楽しんでおります。冬場は春作用の下準備期間ですが、この間をどう活用するかで以後の実りと収穫が大幅に変わってきます。土を起こし、籾殻や藁クズなどを投入し、空気が土中に入り込むように仕上げるのです。トラクターや大型耕耘機が使用できれば楽勝なんですが、急な斜面の棚田ではそうも参りません。もっぱらわが肉体が唯一の武器となりますね。スコップ片手にえんやこら・・・・・・・・・・つまり日々が土方稼業であります。小生も例外なく、ここ数日毎日のように続けております。住めば都じゃないですが、結構慣れるもんです。そのうち、土起こしが趣味に変わったりして。


              寒風も収まり本日はおだやかな小春日和となりました。
     土方稼業は毎日で

本日の作業はカボチャと里芋の植え付け予定地です。それぞれ好むところが異なります。里芋は別名どろ芋とも呼ばれるように、湿気を含んだ柔らかめの土壌がお好きなようです。カボチャはこれに反し、傾斜地の乾燥気味の場所がいいようです。マイ農園では指定席があって、例年同じ場所を使用しています。問題は連作障害ですが、今のところ発生はしてないようです。カボチャは放置してても大丈夫ですが、里芋は元肥と土寄せそれに水分の補給といった手間暇がかかります。そこらを含んでの場所選びとなりますね。小生の場合は、里芋が野小屋の真下、カボチャは少々上手の傾斜地です。当地ではカボチャの棚作りが盛んですが、小生の場合は傾斜地の斜面に添ってツルを這わせます。雑草が生えて藪の中となりますが、結構立派な実を付けてくれますよ。


          里芋の予定地です。水分が多くて土塊しか起こせませんね。
     土方稼業は毎日で
                カボチャの予定地です。右上の斜面に這わせます。
             土方稼業は毎日で 

余分なゴミ類も出ましたので、例によってたき火をしながら作業を続けます。暖かいのでたき火の必要性もないのですが、焼却処分が一番手っ取り早いですね。スコップで土を起こすのは結構な重労働です。作業時間と休息時間とが同じ位でしょうか。里芋の予定地は水分が多いので、細かくはくだけません。土塊のままで荒起こしし、後日にミニ耕耘機に頑張っていただきましょう。但し籾殻だけはしっかりと投入していきます。土壌の改良には打って付けの資材ですね。米の収穫期にもらっておけば、なんぼでも利用価値があります。当地では10月中旬から11月初旬あたりが籾すりの季節なので、業者の方とコンタクトを取っておきましょう。無料で分けてくれますよ。


             何は無くともたき火ですね。炎の色は人の心を和ませます。
     土方稼業は毎日で

最近は夕暮れが早いですね、夕方4時頃にはもう薄暗くなってきます。5時ともなればライトが必要です。従って朝から行動を始めても土方稼業ではなんぼも進捗しません。作業を終えて、たったこれだけ、と悲嘆することもあろうかと思いますが、継続は力なり、何れは完成しますよ。幸いに冬場は農作業が少ない農閑期、ゆったりと地道に作業を進めて参りましょう。楽しみながらボチボチやればいいんですから。    


             未だ4時前なのに少々薄暗くなってきました。冬場ですね。
     土方稼業は毎日で

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Posted by とんび at 05:08│Comments(0)畑の作業
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