2010年02月06日
福祉センターデビュー
福祉センターなる施設があることは存じていたが、まさか己がそこへ出入りするとは想像だにしていなかった。爺様や婆様の施設だとのイメージが強かったのだ。逆説的な表現では、自分は資格不十分の縁なき衆生との認識であった。ふとした機縁で当該施設で歴史講座が開催されることを知り、直接申し込みが条件となっていたので、訪問したのが運の尽き。担当スタッフの方の懇切丁寧な説明と笑顔で穏やかに説得される話につい根負けしてしまった。何でも60歳以上の者及びその介護者が利用資格の条件だとか。いやいや、小生はまだ30歳なので・・・・・・・・・・・・・そんな自己弁護が通用するはずもなく、資格は充分ですよと諭されてしまった。自意識はともかく客観的にみれば高齢者群に属するのであろうか。
余り知られていない当地の観光スポットを。ご存じの武将ですね。

ナンテンは当地周辺の特産物です。年末の出荷かな。

いろんな資料も頂いたのだが、温泉ありカラオケあり囲碁に将棋に詩吟にヨガに・・・・・・・・・・・何でもありの娯楽施設のようだ。おまけに送迎バスまで運行しておられるとか。当然税金で運営されておられるのだろうが、働いていない高齢者にここまで至れり尽くせりでは、そりゃ若い方は税負担に喘ぐはずだと妙に同情する。ありがたい話なので批判はしないが、これでいいのか疑問詞だらけと言うのが正直な感想。資格充分ということで会員登録を為されてしまったが、こうした施設でのんびり余暇を過ごすといった生活は小生には似合わない。暑くても寒くても森の中を駆けずり回って木々と格闘していたい、田畑でイノシシと知恵比べ・・・・・・どうもこちらの方が快適なようだ。会員証はいただいたものの、歴史講座以外は返上させていただこう。
清冽な山の清水に惹かれて当地を終の棲家に。

話は変わるが、長野県に川上村という小さな山村が存在する。かっては日本のチベットとも表現されたどうしようもない寒村(失礼)だったそうだが、一人の優れたリーダーの出現で大きく変化して人口増加率が長野県でもトップクラスとなったそうだ。村内世帯の平均年収が2500万くらいとか、東京などの大都会から嫁志望の若い女性が続々押しかけ、3世代4世代の大家族で和気藹々と農業に子育てに勤しんでおられるとか。秘密は高原野菜としてのレタス栽培にあったようだが、注目したいのは高齢者の活躍。ここではカラオケや囲碁将棋などを堪能するのではなく、生涯現役で畑仕事を続けておられるとか。結果として国保会計も他市町村のような赤字会計に陥らず、村民が元気で日常生活を満喫しておられる模様。善の循環がうまく回り続けているようだ。
彼方此方にこうした棚田風景が広がっています。日本人の原風景ですね。

大きな政府を構築して住民満足度を高めていく、確かにこれも一つの方法論だが、根源は税負担にあるのだがら充分な税収が確保できるような社会システムでない限りどこかで行き詰まる。もう一点、見逃せないのが住民に過度な依存心を植え付けてしまうことではなかろうか。かの武者小路実篤氏が語っておられた、「僕の前に道はない、僕の後ろに道が出来る」という言葉、今一度吟味し直してみるべきではないかと、密かに考えているのだが。そうそう諭吉先生の著書も必読ではないでしょうか。
広葉樹主体の雑木林は滅法に林内が明るいですね。

余り知られていない当地の観光スポットを。ご存じの武将ですね。

ナンテンは当地周辺の特産物です。年末の出荷かな。

いろんな資料も頂いたのだが、温泉ありカラオケあり囲碁に将棋に詩吟にヨガに・・・・・・・・・・・何でもありの娯楽施設のようだ。おまけに送迎バスまで運行しておられるとか。当然税金で運営されておられるのだろうが、働いていない高齢者にここまで至れり尽くせりでは、そりゃ若い方は税負担に喘ぐはずだと妙に同情する。ありがたい話なので批判はしないが、これでいいのか疑問詞だらけと言うのが正直な感想。資格充分ということで会員登録を為されてしまったが、こうした施設でのんびり余暇を過ごすといった生活は小生には似合わない。暑くても寒くても森の中を駆けずり回って木々と格闘していたい、田畑でイノシシと知恵比べ・・・・・・どうもこちらの方が快適なようだ。会員証はいただいたものの、歴史講座以外は返上させていただこう。
清冽な山の清水に惹かれて当地を終の棲家に。

話は変わるが、長野県に川上村という小さな山村が存在する。かっては日本のチベットとも表現されたどうしようもない寒村(失礼)だったそうだが、一人の優れたリーダーの出現で大きく変化して人口増加率が長野県でもトップクラスとなったそうだ。村内世帯の平均年収が2500万くらいとか、東京などの大都会から嫁志望の若い女性が続々押しかけ、3世代4世代の大家族で和気藹々と農業に子育てに勤しんでおられるとか。秘密は高原野菜としてのレタス栽培にあったようだが、注目したいのは高齢者の活躍。ここではカラオケや囲碁将棋などを堪能するのではなく、生涯現役で畑仕事を続けておられるとか。結果として国保会計も他市町村のような赤字会計に陥らず、村民が元気で日常生活を満喫しておられる模様。善の循環がうまく回り続けているようだ。
彼方此方にこうした棚田風景が広がっています。日本人の原風景ですね。

大きな政府を構築して住民満足度を高めていく、確かにこれも一つの方法論だが、根源は税負担にあるのだがら充分な税収が確保できるような社会システムでない限りどこかで行き詰まる。もう一点、見逃せないのが住民に過度な依存心を植え付けてしまうことではなかろうか。かの武者小路実篤氏が語っておられた、「僕の前に道はない、僕の後ろに道が出来る」という言葉、今一度吟味し直してみるべきではないかと、密かに考えているのだが。そうそう諭吉先生の著書も必読ではないでしょうか。
広葉樹主体の雑木林は滅法に林内が明るいですね。

Posted by とんび at 05:14│Comments(0)
│つれづれなるままに
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