2010年02月09日
食料庫は今?
サトイモ食べたいなあ・・・・・・・・・・・・・・・。これは秘密の暗号指令である。早い話が、食料庫からサトイモ持っといで~の合図なんだ。食料庫は私宅から車で20分~30分程度、山間部の中腹にある。収穫しないで茎を切り落とし、畑の中に埋め込んだままの状態・・・・・・・これを通称で私宅の食料庫と読んでいる。電気を動力とする冷蔵庫に比較し、エネルギーはいらないしスペースは充分だし何よりも鮮度の保持が格別なのが特筆物だろう。最近流行のエコという概念から見れば最高のシステムではなかろうか。すべからく先人達が残してくれた遺産としての智慧に他ならない、有り難い事である。早速恩恵にあずかることと致しまして、所用分を掘り出すことに。
この藁の下にサトイモが隠れています。我が家の食料庫です。
生々しいサトイモが出てきました。全く傷んでおりません、成長途上にあるかのごとき状態で、先人達の智慧に感服する次第です。作物の地中保管・・・・・・・冷凍設備等は不要なようですね。無論、全ての作物に当てはまる訳ではありませんが、選別を間違わなければ極めて有用な方法論ですね。一度お試し下さい。必要分だけ収穫し、ついでに他の食材も捜してみます。こちらは地中保管ではなく、地上部で収穫を待っている分です。具体的には、大根やミズナやカブやキャベツや白菜等が該当します。本年は菊菜の栽培に失敗しまして、固くて食べにくい茎や葉となってしまいました。原因は掴めておりません。昨年は白菜の栽培に失敗しましたが、本年は充分過ぎるほどの成長ぶりです。仲間達に提供してもまだまだ残っております。百姓仕事はこうした栽培の乱高下が有り、同じ物を同じように作っても旨くいかないことが屡々です。だからこそ農のおもしろさがあるのかも知れませんね。
本日のミッションであるサトイモを掘り出しました。子芋のみで親芋は処分です。

空調が整った工場内でプログラムに従って滞りなく生産されるシステムは確実で有り難い物ですが、一人の従事者として考えれば、まるでおもしろくないシステムですね。我が儘かも知れませんが、天候次第で悪戦苦闘を要求される農の現場の方が遙かに魅力に富んでいるかと思います。反面、飢え死にする自由と隣あわせでもありますが。労働の比較論はさておきまして、冬野菜もどうやら終盤期のようですね。そろそろジャガイモの植え付け準備にはいらねばなりません。Kさんのように畝作りも終了した早い方もありますが、小生はまだ荒起こしも不十分でこれからの段取りです。ミッションのサトイモ収穫も終わったので、畝作りに掛かりましょうかな。
ついでに他の野菜も収穫を。本年は盛況の白菜です。

大根です。主に和歌山大根を栽培しています。

カブと水菜です。今が旬ですね。
武器は備中グワ、いわゆる3本足の長めの柄がついた開墾用の鍬です。人によって備中グワを使用する者とスコップを使用する者に分かれますが(仲間内でトラクターや耕耘機の使用は少ないです)、小生は備中グワ派です。スコップよりは楽なような気がして、もっぱら備中グワで荒起こしを行っています。さすがに肉体的には堪えます、休息しながらの作業で余り捗りませんが、遊びに立ち寄ってくれるモズと語らいながらのんびりと作業を進めます。最近のように小春日和が続きますと、野外の作業が至福の時間帯へと変わって来ますね。コンクリートジャングルで首輪(ネクタイ)をはめられてお仕事為さる方が気の毒に思えてきます。
モズが遊びに来てくれました、アカモズのようですね。
小生の周囲を飛び交いながら、一緒に遊ぼうよと誘ってるようで。

ジャガイモの植え付けが終了しますと、いよいよ夏野菜の準備期となります。これからが大変ですね。種蒔き、苗育て、定植、或いはアウトソーシングで出来合の苗の導入など、作業が山積します。連作障害を避けながら、収穫期と次期の作物との調整を考慮しつつ植え付け場所を決めて行くのは、コンサートマスターの如き仕事ぶりで楽しくもあり恐ろしくもあります。上述しましたように万全を期したつもりでもお天気次第で180度豹変するようなことが屡々あります。農はとてつもなく奥行きが深いものです。
本日も小春日和のいいお天気です。畦道でお昼寝したいぐらいですね。
この藁の下にサトイモが隠れています。我が家の食料庫です。

生々しいサトイモが出てきました。全く傷んでおりません、成長途上にあるかのごとき状態で、先人達の智慧に感服する次第です。作物の地中保管・・・・・・・冷凍設備等は不要なようですね。無論、全ての作物に当てはまる訳ではありませんが、選別を間違わなければ極めて有用な方法論ですね。一度お試し下さい。必要分だけ収穫し、ついでに他の食材も捜してみます。こちらは地中保管ではなく、地上部で収穫を待っている分です。具体的には、大根やミズナやカブやキャベツや白菜等が該当します。本年は菊菜の栽培に失敗しまして、固くて食べにくい茎や葉となってしまいました。原因は掴めておりません。昨年は白菜の栽培に失敗しましたが、本年は充分過ぎるほどの成長ぶりです。仲間達に提供してもまだまだ残っております。百姓仕事はこうした栽培の乱高下が有り、同じ物を同じように作っても旨くいかないことが屡々です。だからこそ農のおもしろさがあるのかも知れませんね。
本日のミッションであるサトイモを掘り出しました。子芋のみで親芋は処分です。

空調が整った工場内でプログラムに従って滞りなく生産されるシステムは確実で有り難い物ですが、一人の従事者として考えれば、まるでおもしろくないシステムですね。我が儘かも知れませんが、天候次第で悪戦苦闘を要求される農の現場の方が遙かに魅力に富んでいるかと思います。反面、飢え死にする自由と隣あわせでもありますが。労働の比較論はさておきまして、冬野菜もどうやら終盤期のようですね。そろそろジャガイモの植え付け準備にはいらねばなりません。Kさんのように畝作りも終了した早い方もありますが、小生はまだ荒起こしも不十分でこれからの段取りです。ミッションのサトイモ収穫も終わったので、畝作りに掛かりましょうかな。
ついでに他の野菜も収穫を。本年は盛況の白菜です。

大根です。主に和歌山大根を栽培しています。

カブと水菜です。今が旬ですね。

武器は備中グワ、いわゆる3本足の長めの柄がついた開墾用の鍬です。人によって備中グワを使用する者とスコップを使用する者に分かれますが(仲間内でトラクターや耕耘機の使用は少ないです)、小生は備中グワ派です。スコップよりは楽なような気がして、もっぱら備中グワで荒起こしを行っています。さすがに肉体的には堪えます、休息しながらの作業で余り捗りませんが、遊びに立ち寄ってくれるモズと語らいながらのんびりと作業を進めます。最近のように小春日和が続きますと、野外の作業が至福の時間帯へと変わって来ますね。コンクリートジャングルで首輪(ネクタイ)をはめられてお仕事為さる方が気の毒に思えてきます。
モズが遊びに来てくれました、アカモズのようですね。

小生の周囲を飛び交いながら、一緒に遊ぼうよと誘ってるようで。

ジャガイモの植え付けが終了しますと、いよいよ夏野菜の準備期となります。これからが大変ですね。種蒔き、苗育て、定植、或いはアウトソーシングで出来合の苗の導入など、作業が山積します。連作障害を避けながら、収穫期と次期の作物との調整を考慮しつつ植え付け場所を決めて行くのは、コンサートマスターの如き仕事ぶりで楽しくもあり恐ろしくもあります。上述しましたように万全を期したつもりでもお天気次第で180度豹変するようなことが屡々あります。農はとてつもなく奥行きが深いものです。
本日も小春日和のいいお天気です。畦道でお昼寝したいぐらいですね。

Posted by とんび at 05:12│Comments(0)
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