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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年03月02日

雨の中途で井路作り

怪しげな天候ですね。晴れたり降ったり、気まぐれな状況が続いています。降雨も半端ではなく、田畑にはしたたかに水分がたまっていますね。水田は問題ないんですが畑には少々堪えます。程よい水分は植物にとって必需品ですが、過湿となれば根腐れを生じてしまいますね、対応策が要求されます。水持ちが良くて尚水捌けの良い土・・・・・・・・これが畑の理想像なんです。団粒構造の土作り、これが根本的な対応策なんですが、一定量以上の水分には荒治療が必要です。強制的な水分排出、これしかないでしょうね。


               谷間の農園風景です。かなりの湿潤地帯かな。
      雨の中途で井路作り   

川などから田畑に水を導く施設を井路といいますが、こいつを畑の中に作ろうかと思います。小生の谷間の農園は元々が狭い棚田の跡地でありまして、水捌けの悪い土地でもあります。本来は田圃だったので問題なかったのでしょうが、畑にしますと不都合だらけ。乾燥地を好む野菜類には不適な場所となっております。少しでも環境条件を整えるには、強制的に水分の排除を行うように仕向けるしかないでしょう。井路作りが究極の課題かな。


               部分的にはこんな水溜まりが彼方此方に
     雨の中途で井路作り 
                     何カ所かに井路を掘削しました。
             雨の中途で井路作り

畑の中には水分のたまりやすい場所があります。そこに溝を作り、貯まった水分を農園横の水路へと誘導すれば良いわけですね。何度か対策を講じてはおるんですが、何時の間にか土砂で埋まってしまいます。賽の河原の石積みではないですが、諦念なく作業し続けることが要求されるようです。雨もちょっと小降りとなりましたので、スコップ片手に作業開始。水分を含んだ土は結構重く、腰に響いて来ますね。機械類が欲しいものです、小型のパワーショベル的な機能を持った担げる物が出ないでしょうかね。重くて大きな機械は棚田では上下移動が困難で全く役に立ちません。


            ここにも井路が必要なようですね。右側斜面から滲んでいます。
     雨の中途で井路作り
                最後には左側の水路らしき部分へ誘導します。
     雨の中途で井路作り 

休み休み作業を続けて数本の井路を作りあげました。大量に水がたまるような場所には対応可能かと思います。しばらくは雨模様が続きそうな天候、この井路が活躍してくれるのを願っていますが、本来ならこんな物不必要な状況が望ましいのですがね。
農に縁のなかった人々が借地を捜しますと、こうした厳しい条件下の土地が多いようです。地主さんが持て余すような農地が、新規就農者(?)には提供されやすいようですね。ぼやいていても始まりません、智慧を絞って対応策を講じ、収穫を目指しましょう。意志あるところに道あり、くじけるもんか何のその・・・・・・・・・・・・と。


        早々とタンポポが咲き始めました。在来種のカンサイタンポポのようです。
     雨の中途で井路作り 
            一面の菜の花畑、トラクターで鋤込んでしまうようです。
     雨の中途で井路作り
      

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Posted by とんび at 05:09│Comments(2)畑の作業
この記事へのコメント
さすがに、カンサイタンポポが咲いているのですね!
白花もあるのではないですか?

菜の花畑、しばらくは眺めていたいですね。
とてもきれいそうです。
Posted by 森のどんぐり屋 at 2010年03月03日 16:46
こんばんは。

雨模様の天気で、花見もままならないですね。

当地でもタンポポが咲き始めました。
やはり外来種のセイヨウタンポポが優勢のようで、在来種のカンサイタンポポは押され気味ですね。
シロバナタンポポは少数派のようで、今年はまだお目にかかっていません。

菜の花畑も少なくなりました。
子どもの頃は、菜種油の採取用に、一面の菜の花畑が広がっていたものでしたが。当地では一部の農家が田圃の初期肥料として植え込んでおられる程度です。

御地は都会地のようですが、田畑は存在しますでしょうか。

菜の花畑と共にレンゲ畑も見なくなってしまいましたね。残念です。
Posted by とんびとんび at 2010年03月03日 23:06
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