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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年04月13日

雨の日に種蒔きを

本日は大雨の予想でしたが、明けてみると小雨模様、これならば種蒔きに最適かと急遽予定変更して畑へと。ここらが融通無碍な百姓仕事のありがたさですね。組織に属するビジネスマンだと、スケジュール管理は厳格で勝手な変更などは処分ものでしょう。有り難い身分です。昨夜からの雨ですが、畑の表面が濡れてる程度、中にまでは浸透しておりません。作り上げている畝を筋曳きすると乾燥した土がひょっこり現れますね。これだと種蒔き後にもう一雨来ないと発芽できないようです。種蒔きは結構コツが必要なようで、全く発芽しない状態も十分にあり得ます。やはり基本は太陽光線と水分のバランスにあるようですね。そこらの見極めは結局、経験の積み重ねと言うことに尽きますでしょうか。

           畝立てと有機石灰の散布は完了、あとは種蒔きだけなんですが。
     雨の日に種蒔きを

トマトやピーマン或いはショウガやサトイモなどは苗や種芋の購入で賄います。本日はまだ準備が整っていないので、前もって購入していた種の使用で始めましょうかな。予定はニンジン、九条ふとネギ、ゴボウ、レタス、ホウレンソウ、コマツナ、の6種類。一番やっかいなのはニンジンでしょうね。発芽までの水分管理が厳格で、程よい水分を確保しながら太陽光線を加減する必要があります。仲間の衆は古新聞を活用して調整していますね。小生は稲藁を利用して、少々の日陰を作りだそうかと考えております。無論、水分はジョーロを使って定期的に補給する必要がありますね。概ね一週間から10日位でしょうか、発芽が完了したらそう気を使う必要も無さそうです。


             ニンジンの種蒔き地です、藁で太陽光線の調節を。
     雨の日に種蒔きを 

ニンジン以外の種はそう神経質になる必要はありませんが、被せる土の量は薄めの方が発芽し易いようです。種の直径の1.5倍から2倍程度と言われてますが、種自体が直径1ミリから2ミリ程度、土での被膜は微妙な加減具合が必要でなかなか上達しませんね。それでもそこそこ発芽して成長してくれますから有り難い話です。スペースが許せるものなら、種蒔きの時差実行がお勧めですね。一週間から二週間程度の間隔を空けて残った種を別場所に播いておくことです。発芽不能な場合の補完にもなりますし、共に成長すれば時差収穫で長期間楽しめますよ。  


        中生種のタマネギ、下図の晩生種と同じ植栽ですが収穫期が異なります。
     雨の日に種蒔きを 
           晩生種のタマネギです。中生種より遅めの収穫となります。
     雨の日に種蒔きを

春先は植え込む種類が多く、作業も複雑となります。今月中に種蒔き或いは植栽予定なのが、トマト、ピーマン、シシトウ、タカノツメ、キャベツ、サニーレタス、インゲン、ショウガ、サトイモ、トウモロコシ、ナス、オクラ、キュウリ、カボチャ、スイカ、ニガウリ、カブ、等々でしょうか。残りの畝立てと種蒔き、植栽をスケジュール管理しながら今月中に実行しなければなりません。農はタイミングをはずすと諸に収穫に響きます。3月中にやっておくべきだった畝立ての遅れが悔やまれますね。天気予報とにらめっこの日々が続きそうです。

 
           ソラマメもだいぶ大きくなってきました。もう一息ですね。
    雨の日に種蒔きを
            キヌサヤも花盛りです。今月中には収穫可能でしょう。
    雨の日に種蒔きを

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Posted by とんび at 05:07│Comments(2)畑の作業
この記事へのコメント
気温も天候も不順で、農作業は大変でしょう?
私は、よつ葉の産直で購入しますので値段は変わらずですが、欠品が出てきそうです。
春キャベツが心配です。
Posted by 森のどんぐり屋 at 2010年04月13日 10:44
そうですね、工場みたいにはいきませんね。最も、そこらの困難さが面白みでもあるのですが・・・・・・・へそ曲がりかも知れませんね。

今は野菜類が高いようですね、丁度、端境期にあたるのでしょう。マイ農園でも収穫出来る物が何もありません。

出回ってるのは海外産かハウス物かと思います。露地栽培だと月末ぐらいにはエンドウやソラマメ或いは早生のタマネギなどが出荷されますでしょう。それ以降は順番に出て参りますので、しばしのお待ちを。

それにしても旬を感じる機会が無くなりましたね。有り難いのやら悲しいのやら。
Posted by とんびとんび at 2010年04月13日 22:54
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