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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年04月20日

野菜が無い何もない

端境期とでもいうのでしょうか、畑を覗いても収穫出来るものが何もないですね。家人からは何なと持ち帰ってと厳しい指令が飛ぶのですが、無いものはどうしようもない。聞くところに寄れば、市場でも野菜不足で高値安定気味だとか。キャベツ1個が400円~500円もするそうな。最盛期には1個100円ほどの品である。確かに本年は天候不順で、4月にはいっても結構冷え込みがきつい。野菜達にとっては辛い季節だろう、本来なら春風漫歩で健やかに花を咲かせ実を付けている時期なんだ。私宅でも未だに石油ストーブを使用している。4月も下旬にはいろうというのに、朝晩が結構な冷え込みなのだ。山間部の特徴だからとは言えない模様、やはり天候不順なんでしょうね。


             谷間の農園です。この時期、収穫出来る何物もありません。
     野菜が無い何もない

マイ農園でも収穫出来そうな物は何もない。現在、畑で成長中なのは、エンドウ、タマネギ、ジャガイモ、ニラ、ラッキョウ、ニンニク、の6種類程度。他は種や球根や茎や種芋などの形状で地中の中である。当分は表に出てこないだろう。比較的に収穫間近なのが早生のタマネギであろうか、どうやら茎が枯れ始めたようだ。他は花時か成長真っ盛りといった案配、確かに家人がいうように昨年の今頃はエンドウもタマネギも収穫してお裾分けを配っていた。だが昨年は昨年、今年は今年。毎年気象条件も違えば畑の状況も変わってくる。師匠の言葉ではないが、文字どおり「百姓は毎年が1年生よ」の状態なんですね。とりわけ露地栽培で野菜を育てるには天候の加減次第で、同じ時期に種を撒き同じように育てても収穫はガラリと変わってきます。ここらが工場労働とは根本的に違うところですね。百姓仕事の面白さ、難しさでしょうか。


               ジャガイモ畑です。ようやく茎が伸び始めました。
     野菜が無い何もない
           早生のタマネギ畑です、茎が倒れ始めました。収穫は月末あたりかな。
     野菜が無い何もない
                ラッキョウ畑です。例年6月頃の収穫期ですね。
     野菜が無い何もない 
               エンドウ畑です、昨年の今頃はご近所に配っていました。
     野菜が無い何もない

マイ農園の状況を数枚の画像でご紹介しましょう。ほんまに何もないんです。種蒔きを少しづつずらして端境期が出ないように植え付ければいいのでしょうが、口頭禅みたいなもので、実際にはなかなか困難です。ビニールハウスがあれば多少は調整可能でしょうが、それを潔しとしない考え方もありまして。旬の季節に旬の野菜を賞味する・・・・・・・・・・・・・何だか負け惜しみのようにも聞こえますが、そうありたいですね。
最近また中国からの輸入野菜が増加したとのニュースが流れていました。毒入り餃子事件は変な形で犯人が逮捕されたようですが、不安感が払拭された訳ではなさそうですね。何でもありのお国柄、野菜類も不安なく賞味出来ることを願っていますが。欲を言えば食料品は輸入に頼ることなく自国で賄いたいものですね。栽培できない品目や季節商品など、全く輸入なしでは困難かもしれませんが、食生活のありようによっては大半を国産商品で補っていくことは不可能ではないと考えますが。食料とエネルギー資源の自給自足体制を図りたいものですね。     


                 カンサイタンポポも世代交代を始めましたね。
     野菜が無い何もない

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Posted by とんび at 05:07│Comments(0)畑の作業
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