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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年05月19日

静かなること林の如く

ここ数日シシ達の動きが止まっている。不気味な静寂?・・・・・・イヤイヤそんな事は無いでしょうと言いたいのですが、平穏すぎて少々不安な気もします。シシ達の正面突破に腹を立て、ネットの防御陣を張り巡らしたのですが、うまく効果を発揮しているようです。猪突猛進でネットをぶち破るような荒技は見せていません。やはりゆらゆらする軟弱なネット類は苦手なようです。仕掛けたトラップや毒団子にもチャレンジした形跡は全くありません。やはり想像以上に優秀な軍団のようですね。異変に気づいてうまく回避したようです。想像ですが、多分今頃は復讐の一念に燃えて対抗策を協議しているのではないでしょうか。嵐の前の静けさ・・・・・・なんでしょうね。


               人間界と動物界の境界線に延々と張り巡らしました。
     静かなること林の如く 
          更なる延長を。原価は安い物、少々伸ばしても財布には軽いです。
     静かなること林の如く

それにしても、ひ弱で軟弱なキュウリ用ネットが対イノシシにこれほど効果的とは想像も出来ませんでした。発端は果樹園のタケノコ盗掘に怒ったKさんの発案にあったのです。見事に効果を発揮して、ネット設置後はタケノコを食い散らされる被害は無くなりました。おかげさまで昨年も今年もタケノコは無事仲間の食卓へと移動出来ました。無論、タケノコに堪能した現在はネット類は撤去しております。我々が満足した後はシシ達にも解放してあげるのです。1枚100円~200円程度の安いネット、これを三重に重ねて防御陣としております。支柱に軽く止める程度で、風に揺られてフラフラと動いています。鉄柵やトタン板などには滅法強いシシ達も、揺れ動くネット類は苦手なようですね。


          トラップにも毒団子にも反応してません。巧妙に避けたようです。
     静かなること林の如く
              シシ道にも異変はありません。静かなる退却のようです。
                 静かなること林の如く 
                    
さてこの後連中はいかなる作戦で攻撃に転じるか、興味津々ですね。畑を荒らされて怒り心頭のはずなのに、何かゲーム感覚で連中を眺めてしまう。害獣には相違無いのだが、不思議な親近感もあったりして。宮崎駿氏のアニメに登場するシシ神様ではないですが、ある種の共通の土俵で対立するライバルとも言えるような気も致しまして、おれば邪魔だがいないと寂しげ・・・・・・・そんな不思議な心境でしょうか。シシは猪突猛進の単純な体育会系動物・・・・・そんなイメージが一人歩きしてますが、連中は相当に知恵深くかつ細心で抜群の攻撃力を持つファイターです。あなどったら致命傷を食らいますよ。侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し・・・・・・・・・信玄公もこう語っておられますよね。    


             当面はこの戦法で行きましょうかね。ゆらゆらネット作戦。
     静かなること林の如く

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Posted by とんび at 05:13│Comments(0)畑の作業
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