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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年09月01日

耕耘機を引っ張り出して

気温は多分35度前後はあるようです。畑に立ってるだけで汗はだらだら、時としてめまいが出るほどの環境ですね。何を好きこのんで田畑に・・・・・・・そんな自問自答を繰り返しつつも、農作業は季節との勝負。待ったなしの勝負が多いものですから、麦わら帽子をかぶっての戦闘開始です。本日の予定は夏野菜を焼却した残骸を撤去し、耕耘機をかけること。まずもって共同の野小屋(ゲストハウスと称しています)からマイ畑まで搬送しなければなりません。高い位置にある細めの農道をローギヤでゆっくりと自走します。およそ10分以上もかかって小生の畑に到着。これから数日は彼の一人舞台でしょう。


             巻き付いた雑草を除去する手間はありますが、さすがに速い。
     耕耘機を引っ張り出して
          シオカラトンボが様子見にやってきました。縄張り確保でしょうか。
     耕耘機を引っ張り出して

夏野菜の残骸は大半撤去しましたが、土は固く引き締まり、一~二度耕耘機を掛けたぐらいでは柔らかくなりそうにもありません。土作りが出来ていない証拠ですね。土の中に有機物が足りないのでしょう。有機物が多くて微生物が活躍してますと、柔らかくてふんわりした土となります。聞き及ぶ中国の農地よりは遙かにましですが、固いのには相違ありません。中国では人糞と農薬の多用で土は死に体であるとか、土地が自分の物でないこと、収奪と貧困の連鎖・・・・・・・そんな状況で将来に希望が持てないのでしょね。人様の事をあまりとやかくも言えませんが。

         
              耕耘前の畑です。極めて硬い土が一目瞭然ですね。
     耕耘機を引っ張り出して 
              耕耘機をサッと走らせると、一変に柔らかくなります。
     耕耘機を引っ張り出して

さてマイ畑ですが、耕耘機を動かして少しづつ土壌を柔らかくしていきます。画像で紹介しておきますが、耕耘前と耕耘後とは土の状況がまるで違っていますね。これで有機石灰と鶏糞とを購入して、土の中に鋤込んでいけば下準備はOKですか。ようやく種蒔きや植栽の目処が見えてきたようです。明日にでも石灰と鶏糞とを搬送しておきましょう。冬野菜の植え付けシーズンとなってるのですが、これだけ晴天続きで気温が高いと、播いた種もミイラと化するかも知れませんね。気象条件を左右することは出来ませんが、何らかの形で太陽光線を遮断しないと。寒冷紗などを使用して日陰を作って種蒔きしましょうかな。それでもニンジンなどには厳し過ぎる環境ですね。


           仲間の衆は既に石灰を散布して中和の作業に、段取り早し。
     耕耘機を引っ張り出して

同好の士のブログなどをよく拝見してますが、皆さん苦労されてますね。世界的な異常気象で、個人では対応不能な状況かと思いますが、それでも植え付けをやらざるを得ないですね。いっそのこと、南国の野菜を栽培した方が環境に適応できるかもしれませんね。大阪でもマンゴーやパパイヤ、パイナップルなどがそこら中の農地でてんこ盛りだったりして。     


                 9月になってもまだまだ真夏の気候ですね。
     耕耘機を引っ張り出して      

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Posted by とんび at 05:05│Comments(0)畑の作業
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