オオサカジン

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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年09月22日

祭り太鼓は土の中

祭り囃子でしょうか、夕刻を回ると太鼓の音が響いて来ます。若い衆が練習に励んでいるようですね。西洋音楽と違って楽譜というものがなく、体で覚えて行くもののようです。祖父母達から親の世代へそして若衆の世代へと代々引き継がれてきた無形の財産なんでしょう。当地は来月の10日前後が秋祭り、豊作への感謝と収穫の喜びとの宴でもあります。丁度見計らったように米の刈り取りが始まります。今月末から来月初めが当地の収穫期、新米の到来ですね。さてこの季節になると来年の準備にはいるものも。「祭り太鼓は土の中」これは師匠の口癖なんですが、作業のタイミングを教える知恵でもあるようです。


         遅れていた彼岸花がようやく咲き始めました。但し本数は少なめですね。
      祭り太鼓は土の中

噂の主はソラマメ、当地ではお多福豆とも呼んでいます。収穫は来年の5月頃ですが、今自分の季節が種蒔きなんですね。祭り太鼓とは秋祭りの太鼓を指し、太鼓の音が聞こえるときには土の中になければならぬ、との教えです。簡単に表現しますと、当地の秋祭りの時にはソラマメの種蒔きは完了しておけ・・・・・・・ですね。師匠の教えに従い、本日ソラマメの種蒔きを行いました。最初の種は師匠からいただいた物、それを代々自家採取で種取りし栽培を続けています。F1種では無さそうで、出来不出来はありますが結構丈夫で良く実ってくれます。


                自家採取のソラマメです。祭り太鼓の前に種蒔きを。
      祭り太鼓は土の中
                  まずは仮配置して豆の間隔を確認します。
      祭り太鼓は土の中
             畝全体への配置がうまく出来ました。後は埋め込むだけです。
      祭り太鼓は土の中 

かねて畝には元肥を投じて下準備を施しておきましたが、本日は更に鶏糞を鋤込んでの種蒔きです。昨年は種蒔きの方法論を失敗し、一畝を全滅させましたが、本年はさようなドジは踏まぬようにしましょう。ソラマメはオハグロの部分から根がでてきます。従ってオハグロ部分を下にして地中に埋めるんですが、昨年はこれを逆だと勘違いし、ご丁寧にもオハグロ部分を地表に出して植え込んでました。全滅するはずです。


         白菜の苗を頂戴しましたU氏、見事なタイミングで声がけして頂きました。
     祭り太鼓は土の中
                    早速二ヶ所に分散して植え込みました。
              祭り太鼓は土の中

無事に完了し、一休みしてますと先輩のU氏登場、「白菜の苗いらぬか、あげるぞ」との有り難いお言葉。実は種蒔きはしてるんですが発芽が思わしくなく、苗購入に走ろうかと思案中でした。グッドタイミングです。遠慮なく頂戴しまして植え込みました。およそ20本、当面は充分過ぎる分量です。あとは種蒔き分の発育をみながらボチボチ充足すれば万々歳ですね。有り難や、持つべきものは友と先輩。


               何の花だと思われますか。実はニンジンなんです。
     祭り太鼓は土の中
      

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Posted by とんび at 05:11│Comments(0)畑の作業
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