2010年11月02日
小さな散歩道
毎日農作業ばかりが人生ではないでしょう・・・・・・こうのたまわる山の神に背中を押され、河内長野の山間部へと小さな旅へ。適当な場所で車を路肩の空きスペースに止め、サブザックとカメラをお供に歩き出す。スタートは観心寺の少し手前、当地でも指折りの古刹である。無論、今回は神社仏閣がお目当てではない。秋の気配を感ずるために、車が走りにくい小道を選ってのんびり歩こうとの趣向である。石見川の川沿いに車通行禁止の遊歩道的な小道がある、このルートで上流へと遡上し、茶房郷で一休みして延命寺へ下ろうとのプラン。距離的にはたいしたことはなく2時間も見てれば充分と踏んだのだが。
山間の平地に小さな集落が点在しています。

現地は河内材の宝庫、木造在来建築物が多いようですね。

緩やかな登り坂をゆっくりと歩く。小豆を干している婆様に出合って少々おしゃべり、収穫は今一のようだ。エンジの小豆がむしろの上でひなたぼっこ。周囲の畑も半分ぐらいは雑草の山、聞けばやはり高齢化で耕作する方が減少するばかりとか。彼方此方にトタン板が張り巡らしてあるから、シシ達の被害も相当あるのでしょう。それなりに歩き込んで鳩原の集落へ。周囲を杉山に囲まれた小さな山村といった雰囲気で、森の合間に民家が見え隠れする。環境的には申し分なし、車中心の生活でしょうから利便性にも不自由しないでしょう。集落を抜けると待望の茶房郷、此処のコーヒーがお薦めとは山の神の弁。
山の神お薦めの茶房郷、森の中の小さな喫茶店です。
フィンランド産のログが光っていますね。

オーナーのお好みかな、凝ったテーブルとイスは国産材?

ロフトはオーナーの秘密基地のようですね。無論立ち入り禁止。

フィンランド産のログを使った建物は森に溶け込み、何かしらホッとするような雰囲気を漂わせています。オーナーは地元の方のようで半分趣味の世界の商いの模様。聞きますと農作業や道楽が忙しくて毎日はオープンできないとか。それで充分ではないでしょうか。二足、三足、の草鞋を履いたほうが人生楽しいでしょうね。ひとしきり話し込んで延命寺へと下る。途中の集落で又もや婆様に捕まり、立ち話。何でも息子さんが阪大の教授らしく、子ども時代の話から自転車通学の話、時折帰宅しての米作りの話など延々と続いていく。本日しゃべるのは始めてとかで、格好のターゲットにされたようだ。
必死になって道路を横断中の沢ガニ君、無事だったろうか。

戸数5~6戸程の小さな集落で、高齢者の一人暮らし若しくは老夫婦だけのムラとか。不動産を処分して里に下りたいのだが、売却どころか無料でも引き取り手がないとかの話も飛び出してくる。山間部の集落は意外と厳しい現実に直面しているようだ。2時間も見てれば充分と踏んでた小さな旅、話し込みが多すぎて倍からの時間となってしまった。最も、日常生活では味わえない別の世界を垣間見る事が出来たので、充分過ぎる価値があったのではなかろうか。
息子自慢の婆様からショウジョウバカマとの解説でいただいた花束だが、
どうやら湿地帯に咲くサワヒヨドリのようですね。

シシ退治に鉄砲をぶっ放すとのお触れが。
山間の平地に小さな集落が点在しています。

現地は河内材の宝庫、木造在来建築物が多いようですね。

緩やかな登り坂をゆっくりと歩く。小豆を干している婆様に出合って少々おしゃべり、収穫は今一のようだ。エンジの小豆がむしろの上でひなたぼっこ。周囲の畑も半分ぐらいは雑草の山、聞けばやはり高齢化で耕作する方が減少するばかりとか。彼方此方にトタン板が張り巡らしてあるから、シシ達の被害も相当あるのでしょう。それなりに歩き込んで鳩原の集落へ。周囲を杉山に囲まれた小さな山村といった雰囲気で、森の合間に民家が見え隠れする。環境的には申し分なし、車中心の生活でしょうから利便性にも不自由しないでしょう。集落を抜けると待望の茶房郷、此処のコーヒーがお薦めとは山の神の弁。
山の神お薦めの茶房郷、森の中の小さな喫茶店です。

フィンランド産のログが光っていますね。

オーナーのお好みかな、凝ったテーブルとイスは国産材?

ロフトはオーナーの秘密基地のようですね。無論立ち入り禁止。

フィンランド産のログを使った建物は森に溶け込み、何かしらホッとするような雰囲気を漂わせています。オーナーは地元の方のようで半分趣味の世界の商いの模様。聞きますと農作業や道楽が忙しくて毎日はオープンできないとか。それで充分ではないでしょうか。二足、三足、の草鞋を履いたほうが人生楽しいでしょうね。ひとしきり話し込んで延命寺へと下る。途中の集落で又もや婆様に捕まり、立ち話。何でも息子さんが阪大の教授らしく、子ども時代の話から自転車通学の話、時折帰宅しての米作りの話など延々と続いていく。本日しゃべるのは始めてとかで、格好のターゲットにされたようだ。
必死になって道路を横断中の沢ガニ君、無事だったろうか。

戸数5~6戸程の小さな集落で、高齢者の一人暮らし若しくは老夫婦だけのムラとか。不動産を処分して里に下りたいのだが、売却どころか無料でも引き取り手がないとかの話も飛び出してくる。山間部の集落は意外と厳しい現実に直面しているようだ。2時間も見てれば充分と踏んでた小さな旅、話し込みが多すぎて倍からの時間となってしまった。最も、日常生活では味わえない別の世界を垣間見る事が出来たので、充分過ぎる価値があったのではなかろうか。
息子自慢の婆様からショウジョウバカマとの解説でいただいた花束だが、
どうやら湿地帯に咲くサワヒヨドリのようですね。

シシ退治に鉄砲をぶっ放すとのお触れが。

Posted by とんび at 05:05│Comments(0)
│つれづれなるままに
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