2008年04月23日
山里の春ごとー2
祭りといえばやはり食べ物だろう。買い食いと立ち食いとは人間の本能みたいなものだ。もっとも参加費をお一人1000円頂いているので、飲み食いは無料である。元を取るぞ、と考えたかどうかは知らないが、しっかりと各ブースを食べ歩く強者達も多い。代表的な人物をお一人ご紹介しよう。
巨大焼き鳥をほおばるMtさん、ゆうに三人前位はありそうな。
この焼き鳥は3月まで某レストランを経営していたNgさんの作品だ。3月で定年と決め、最近は悠々自適な生活。森作りが一番楽しみな趣味だとか。ど組の代表選手でもある。焼き鳥は秘伝のタレでしっかりと味付けしてある。肉類が苦手な小生も思わず数個も食べてしまった。
竹細工も始まった。子ども連れでぐい飲みを作っている。ここにはお酒はないぞ。まっ、ぐい飲みでジュースを飲んでもいいか。
御飯も食べよう。マキで炊きあげたハガマの御飯だ。米は有機無農薬栽培のヒノヒカリ、ご当地ブランドである。これも餅米と一緒でタントンハンのメンバーが作り上げたものだ。焦げた部分が一番おいしいぞ。
里山商品も並べてみた。里山倶楽部のメンバーによる手作り商品群だ。さてなんぼか売れるかな。商機に便乗してハヤトウリを並べる御仁も。
一個250円の値札が付いている。芽が出ているので、そう心配せずに成長してくれるだろう。無事に大きくなれば1本で100個くらいの実がなるぞ。あとの活用をしっかり考えておかないと。定番は漬け物だろうか。
待ちこがれた豚汁は、とうとう昼までには間に合わなかった。手順が狂ったようだ。担当のMzさんは早朝から頑張っておられたのだが。焼きそばとのダブル担当がこたえたかな。

農作業を休み、ごちそうを作って食べて・・・・・・・・・・・・春ごとの精神はみごとに引き継がれているようだ。あとはこの行事が集落の、或いは地域の伝統行事として再び定着してくれることを願うのみである。