2008年04月24日
山里の春ごとー3
午後の部は社長訓辞、イヤ違った代表による歓迎の挨拶から始まった。シャイな社長は少々照れくさそうに、山奥までのお運びに感謝と春ごとの趣旨説明を行う。それにアイリッシュフルート奏者のHATAOさんが、わざわざ持尾城趾まで出向いての演奏を実施されることの紹介をも。
子ども達(大人の方が多いか)は花より団子のようだ。バウムクーヘンは別腹らしい。しっかりと焼き込んでいる。山の上でのお菓子はまた格別なんだろう。
小腹を空かすために、子ども達(キッズクラブという名の里山体験倶楽部があるのだ)の秘密基地を探訪するミニツアーを実施する。詳細は明日にでも紹介したい。民家をのぞいたり、野花を愛でたり、土の小道を踏みしめたり・・・・・・・・・・・かれこれ1時間近くも歩き回っただろうか。
さあ、いよいよ演奏会の開催だ。葛城連峰をバックにフルートとバイオリンの共演だ。
お弟子さん達も共演を始める。実は当倶楽部のメンバーがHATAOさんのフルート教室に通っていたのだ。
彼女たちが吹いているのはティン・ホィッスル、HATAOさんのがアイリッシュフルート、いずれもアイルランドの民族音楽で使用される楽器だ。ケルト音楽といったほうが早いだろうか。ティン・ホィッスルは日本の子ども達が使用しているリコーダーによく似ている。ブリキ製の縦笛だ。安価に購入できるそうで、軽くて小さいので山での使用には向いているかも。そのうち里山倶楽部楽団が出来たりして。
何かひとつ楽器を弾ける方をとてもうらやましく思う。音楽のある生活、楽器を弾ける生活を夢見るのだが・・・・・・・・・・・・・・・手も足も出ない。悲しい事だが、出来ないものは出来ない。せめてしっかりと聞かせていただこう。