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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年11月13日

延命寺にて

朝から晴れ上がりかっこうの行楽日和となりました。遠隔地へ出かけるほどのゆとりはありませんが、何、この近在には素敵な場所がわんさかとあります。本日は紅葉の名所として知られた延命寺を訪ねてみよう。金剛山の中腹に存在する、真言宗御室派に所属するお寺である。開基は弘法大師空海と伝えられている。まだ少々早いかなとも思ったが、11月の中旬ともなれば里へも紅葉が降りてくる季節、心配もいらないだろう。案の定、道中の小道でもあちこちで紅葉が。里も秋真っ盛りのようだ。

          延命寺の正門。寺内は既に紅葉が真っ盛りのようですね。
延命寺にて

寺内に足を踏み入れるとあちこちから紅葉のモミジが覗いてくれます。名所と言われるだけの価値はありそうです。平日にもかかわらず大勢の参拝客がおられます。信仰心というよりは紅葉見物の行楽客のようですね。ただ山間部だけあって、リュックを背負ったハイカーが多いようです。天見から延命寺それに観心寺と繋がるハイキングルートが好まれているようですね。

延命寺にて

延命寺にて

延命寺にて

このお寺には樹齢1000年と言われる、夕照のモミジが存在します。大阪府の天然記念物にも指定されており、何ともいえない貫禄と風情を漂わせております。一見の価値ありでしょう。森にはいると、1000年とはいかなくとも、歳月を重ねた樹木によく遭遇しますが、一種独特な存在感があります。人間も同じかも知れませんが、歳月の重さが風格とある種の哲学とを育てあげるのかも知れませんね。

               樹齢1000年とも言われる、夕照のモミジ。延命寺にて

境内で、偶然にも以前の職場の同僚であったTnさんと出会いました。休暇をもらって紅葉の撮影に来たのだとか。退職時以来ですので、何年ぶりの再会でしょうか。元気そうな姿に一安心です。数年以内には農へ転身したい、と意外な豊富を語ってくれました。仕事熱心な男でしたが、組織人としての役割に疑問と苦悩を抱いておるようでした。奥方とは、しっかりコミニケーションを図っておきや・・・・・・・・・・と言う程度のアドバイスしか出来ませんでしたが。

     延命寺にて

神社やお寺には何か不思議な力が存在するのか、人の心を和らげ平らかにする独自な空間のようですね。格別、深い信仰心など持っていなくとも、不思議と改まった素直な心境へと変化させられます。神様や仏様の力・・・・・・・・と言えば言い過ぎでしょうか。勇気と活力が湧いて来ないとき、お寺や神社を訪ねてみませんか。鎮守の森が放っている摩訶不思議なエネルギーで、充電され触発されるかも知れませんよ。


 



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Posted by とんび at 05:10│Comments(0)山里の歳時記
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