オオサカジン

  | 河内(南河内・中河内)

新規登録ログインヘルプ


金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年12月31日

年の終わりに

早いものですね。平成21年も余すところ19時間程になってしまいました。「少年老い易く学なり難し、一寸の光陰軽んずべからず」・・・・・・先人の貴重な遺産なのですが、どうも言葉を記憶するのみで実践が伴わないようす。この1年間を振り返っても、さていかほどの成長ありしやと問われれば赤面するしかないでしょう。許された持ち時間も残り僅かとなっておりますのに、この有り様では閻魔大王に追い返されるかも知れませんね。修行が足りぬぞよ・・・・・そんな言葉で追い出され、チューブを繋がれたベッドの上で断末魔の苦しみに喘ぎながらのたうち回るのではないだろうか。いやはや。


                当地のスイセンの里です。既に咲き始めています。
     年の終わりに 
           咲き始めですがどうやら満開の風情ですね。何度でも咲くのかな。
     年の終わりに

多少の懺悔の気持ちもあって、白く清純なスイセンの里を訪ねて見ました。毎年この季節には訪問するうに心がけています。スイセンは基本的には2月の花、但し生命力が強いのか年末から咲き始めますね。そして春先まで延々と咲き続けてくれるようです。スイセンと言えば西国では越前海岸や淡路島が夙に有名ですが、何、知られてないだけで当地にも名所があります。小さな絵本のような村、千早赤阪村の二河原辺地区にあります奉建塔の周辺です。休耕地を活用してスイセンを植え込んであるようで、シーズンともなれば多くのカメラマンで賑わいます。さすがに年末では訪問者もなく、小生の独り占め。のんびりと散策しながら何枚かの画像を納めました。


         中央部の柱が目障りですが、傾斜地の斜面を旨く活用しています。


    年の終わりに 
              階段の上部が楠公さんの奉建塔です。是非お訪ねを。
    年の終わりに 
    
あまり重視されてないようですが、スイセンには毒性があるそうです。所属が彼岸花科と言えばご想像いただけるでしょうか。最も、毒を有するのは球根部のようで、間違って食用としない限り大丈夫のようです。花が咲いてる時は一目瞭然ですが、茎のみなら場合によってはニラやノビルなどと間違え兼ねないですね。山菜取りの折にはご注意を。ここは楠公さんの出自の場所でもあり、近隣には楠公さん関係の名所旧跡が多々存在します。ただ何分にも歴史が古く、形ある物としては遺産が少ないだけに想像力と洞察力とが要求されます。山間部で少々冷え込みますが、正月休みにでもお訪ねされたらいかがでしょうか。米軍の占領政策の故か近隣諸国のプロパガンダの故か歪んだ教育の故かは知りませんが、日本と日本人の解体が見事な程に進捗しているようです。ここ半世紀ほどの間に全く異質な日本人に変身してしまったかのようですね。新春、奉建塔を訪ねられて刻まれた楠公さんの言葉「非理法権天」の文字を熟読・吟味されるのもお勧めかと思いますが。    

      
      トトロの住む森のようですね。宮崎駿氏が当地に来訪されたかは不明ですが。
    年の終わりに

同じカテゴリー(山里の歳時記)の記事画像
古城趾で餅つきを
縁の下の力持ちさん
歳末商戦かな
五穀豊穣の祈り
クリスマスも不況かな
文化祭の季節
同じカテゴリー(山里の歳時記)の記事
 古城趾で餅つきを (2010-12-31 05:05)
 縁の下の力持ちさん (2010-12-30 05:06)
 歳末商戦かな (2010-12-29 05:14)
 五穀豊穣の祈り (2010-12-22 05:07)
 クリスマスも不況かな (2010-12-16 05:11)
 文化祭の季節 (2010-11-07 05:11)

Posted by とんび at 05:12│Comments(0)山里の歳時記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。