2010年11月04日
戦い済んで日が暮れて
天候不順の故もあってか待望の稲刈りが都合1週間ほど掛かってしまいました。分量の少ない割には日数が掛かっていますね。晴天続きであれば3日~4日程度で終了するような田圃ですが、雨模様の天候と田圃のぬかるみが響いたようです。周囲を見渡しますと、大半の田圃が刈り取られた後ですね。皆さん秋祭りに併せて稲刈りを完了されたようです。早い方は新米を味わっておられるかも。我々はハザ掛けによる天日干し、精米までにはまだまだ日数が掛かります。コンバインで効率よく処理される農家から見れば、ど素人が何を鈍くさい事をやってるんだとの判断でしょうね。効率とスピードそれにコストの削減だ・・・・・・・・そうのたまわる評論家的農家の言い分も理解できない話では無いのですが。
稲刈りも結構疲れます。小休止が大休止に変貌ですね。

機械類はメンテナンスが肝要、常に点検とグリスアップを欠かしません。

農をビジネスと考えますと言われるとおりかと思います。誰しも反対は出来ないでしょう。そんなご時世に、あえて非効率的な天日干しなどを選択するのは、ただうまい米を食べたいとの信念だけでしょうか。ビジネスとの側面に目をつぶれば、なんぼでも工夫・改善の余地はあります。販売目的ではないのでコストも意識しません。自分たちで好きなように栽培してうまい米を食べるんだ・・・・・・そうした思いが仲間達の心意気かと感じています。よく無農薬・無化学肥料にこだわる方がおられますが、最終的に米の品質を決定するのは両者よりも天日干しの充分さにあるのではないでしょうか。2週間から3週間程度の余分な手間暇を掛ける、この回り道がうまい米に繋がっているものと信じております。
快調に刈り取って行きます。オペレーターは機械が得意なOk氏。

全部刈り取ってやるぞ・・・・・・・・・・身構えておりますね。
さすがに作業量は多くなり、必然的に皆は疲労困憊。毎年のことですが、稲刈りが終了しますと腰痛と疲れと充足感とが同時にやってきます。機械を使用しての作業でこれですから、昔の農家の方は大変な重労働だったのでしょうね。米は88回の手間暇が掛かっている、一粒たりとも無駄にしてはならない・・・・・・・幼い頃はそんな教えが日常茶飯事でした。今、米と農家に感謝する風習は消え失せてしまったようですね。権利主張のみしか眼中にない人間からは、豊かな発想も子々孫々への思いも生じては来ないでしょうね。
結束された稲束が次々とバインダーからはき出されます。

全部のハザ掛けが終了したようですね。Kさんの最終チェック。

ハザ掛けの光景を眺めながら、随分と少なくなったものだと過去形風の表現になってしまいますね。平地部ではまず見かける事がありません。山間部でも限られた田園風景でしょうか。耕作者の高齢化が、手間暇をかけた農作業を困難にしてるのでしょう。残念ですが時代の流れなんでしょうか。
戦い済んで後はのんびり芋掘りなど。焼き芋にしましょうかな。
庭先のハナミズキも赤い実を付け始めました。秋たけなわですね。
稲刈りも結構疲れます。小休止が大休止に変貌ですね。

機械類はメンテナンスが肝要、常に点検とグリスアップを欠かしません。

農をビジネスと考えますと言われるとおりかと思います。誰しも反対は出来ないでしょう。そんなご時世に、あえて非効率的な天日干しなどを選択するのは、ただうまい米を食べたいとの信念だけでしょうか。ビジネスとの側面に目をつぶれば、なんぼでも工夫・改善の余地はあります。販売目的ではないのでコストも意識しません。自分たちで好きなように栽培してうまい米を食べるんだ・・・・・・そうした思いが仲間達の心意気かと感じています。よく無農薬・無化学肥料にこだわる方がおられますが、最終的に米の品質を決定するのは両者よりも天日干しの充分さにあるのではないでしょうか。2週間から3週間程度の余分な手間暇を掛ける、この回り道がうまい米に繋がっているものと信じております。
快調に刈り取って行きます。オペレーターは機械が得意なOk氏。

全部刈り取ってやるぞ・・・・・・・・・・身構えておりますね。

さすがに作業量は多くなり、必然的に皆は疲労困憊。毎年のことですが、稲刈りが終了しますと腰痛と疲れと充足感とが同時にやってきます。機械を使用しての作業でこれですから、昔の農家の方は大変な重労働だったのでしょうね。米は88回の手間暇が掛かっている、一粒たりとも無駄にしてはならない・・・・・・・幼い頃はそんな教えが日常茶飯事でした。今、米と農家に感謝する風習は消え失せてしまったようですね。権利主張のみしか眼中にない人間からは、豊かな発想も子々孫々への思いも生じては来ないでしょうね。
結束された稲束が次々とバインダーからはき出されます。

全部のハザ掛けが終了したようですね。Kさんの最終チェック。

ハザ掛けの光景を眺めながら、随分と少なくなったものだと過去形風の表現になってしまいますね。平地部ではまず見かける事がありません。山間部でも限られた田園風景でしょうか。耕作者の高齢化が、手間暇をかけた農作業を困難にしてるのでしょう。残念ですが時代の流れなんでしょうか。
戦い済んで後はのんびり芋掘りなど。焼き芋にしましょうかな。

庭先のハナミズキも赤い実を付け始めました。秋たけなわですね。

Posted by とんび at 05:13│Comments(0)
│米づくり
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