2008年05月06日
錬成会の総会
毎年5月3日は金剛錬成会の総会の日である。日々登頂される方々を記録し、一定回数に到達した人を表彰する記念日でもある。この日は、元旦に匹敵する位の登山者となる。会員にはお弁当とお茶も支給されるので、家族連れで参加される方々も多く相当な賑わいとなった。正面道は大混雑となるので、裏道にあたる北側の小さな集落「青崩」から登ることにしよう。
整備されたヒノキの樹林帯を登っていく
道中には小さな花々や木の実がそこかしこに。あせばむ陽気の中をのんびりと登っていく、というかのんびりとしか登れない。山は大好きなのに体は抵抗する。
アオキ スミレの1種かな。標高千メートル位。
山頂は大変な混雑。さっそくお弁当とお茶をいただき、昼食とする。広場は国見城趾といって、例の楠木正成の要塞群の一つでもある。千早城攻防戦の舞台となった、千早城趾は正面道の一角にある。
山頂でははや冬山用の アイゼンも売られていた
金剛山頂の標識がある広場は記念写真の撮影スポット。交代で写真に収まる方が多く、順番待ちの行列だ
青崩からのルートは静かなこと、葛城山が見えること、登山者が少ないこと、地道で階段などの工事がされてないこと・・・・などが特徴だろうか。今日も大和葛城山がよく見える。名物のツツジはまだのようだ。咲き出したら全山真っ赤となる。
コブシだろうか。真っ白な花が樹林の合間からのぞいてくれる。
午後2時過ぎには止めていた車に戻る。久方ぶりに金剛山を堪能した一日だった。昨年の10月だったか、つれあいが足首を骨折して以来だから半年ぶりかな。山はいつ行ってもいい。特に新緑のこの季節は一番いい頃かも。帰路は共同農園の方を回ってみる。暑い昼下がりの水路で、Kさんが黙々と作業をされていた。そういえば今日は水利組合の水路清掃の日、いつもKさんに代表で出動していただいているのだ。ありがたいことである。軽く黙礼して自宅へと急ぐ。