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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年10月14日

金剛山紅葉まつり

毎年この時期というか体育の日に、金剛山では紅葉まつりが開催される。体力作りの体育の日に引っかけた催しなのか、紅葉の時期をねらったのか、定かではないが天候に恵まれ大賑わいであった。社務所の話では本日だけで2000名以上の登山者だとか。金剛登山は、手軽で費用もかからず健康的なイベントとして市民社会に定着しているようだ。1年365日、毎日通い続ける猛者もいる。山頂付近は数百回、数千回の登山者氏名が張り出されている。トップの方は1万回を超えるようだ。

      金剛山の山頂付近。ここも楠公さんの史跡、国見城の跡地だ。
金剛山紅葉まつり

好みはあるだろうが、金剛山で一番素敵な場所はブナの森であろう。8合目付近から山頂にかけて広がるブナ林は、小鳥達の楽園だ。コゲラの巣があちこちに存在し、シジュウガラ、ヤマガラ、ゴジュウガラ等々のガラ類が群れを為している。木の実や虫たちが多く、それに葉の多い落葉広葉樹の森が外敵から守ってくれるのだろう。ブナの森を歩いていると、心身に活力が蘇ってくるような感覚にとらわれる。人間の心と体を回復させる何かの力が存在しているのかも知れないですね。
 金剛山紅葉まつり                                  
 金剛山紅葉まつり
     紅葉にはまだチト早いようですね。里と同じで来月の中旬から下旬が旬。金剛山紅葉まつり

金剛錬成会の事務所でチケットをもらい、弁当と交換してお昼とします。サービス精神旺盛で、午後からは何でも歌謡ショーが始まるのだとか。常連のオジ様達はよくご存じのようで、見やすい場所に陣取っておられます。本日の歌姫は2名、どうもシルバー族のアイドルみたいです。ショーが始まると、口笛を吹くわ、写真を撮りまくるわ、握手を求めるわ、一緒に踊り出すわ・・・・・・・・・・追っかけ族の見本みたいな風俗が見られました。演歌も嫌いではないけど、出来ればアマチュアバンドでもお招きして、ワルツかタンゴでも演奏してもらったほうが疲れがとれるのではなかろうか。

金剛山紅葉まつり  金剛山紅葉まつり
金剛山紅葉まつり

意外に思えたのが、海上自衛隊から来賓がこられ、ごあいさつされたこと。何でも「イージス艦こんごう」の名称の由来がこの金剛山にあるそうで、艦長が交代した折には必ず登頂・参拝されるとか。シーレーンの確保の為、日夜、過酷な任務に従事される防人(さきもり)達の労苦に、金剛山の一員としてエールを送りたいと思います。楠公さんの「非理法権天」・・・・・・・・艦長の方々も組織の一員として命令系統に服しながらも、権の上の天を見ておられるのではなかろうか。

金剛山紅葉まつり

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Posted by とんび at 05:12│Comments(0)金剛山
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