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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年06月19日

プラスαの楽しみ

米作りは米を収穫することが目的であるが、他にも色々と楽しみが付加される。田圃の水の中には幾多の生命が泳ぎ回り、時には虫や蝶は言うに及ばず野鳥たちの飛来もある。サギなどの大型鳥がエサをついばむ姿も見られることがある。双眼鏡は必需品なのだ。でも一番の楽しみはやはり食べることかな。飲んべえさんにはたまらない枝豆である。丹波の黒豆といえば超高級品のマメだが、我々も同じような黒豆の枝豆を作っている。無論、発案者は例の新婚さん、Ikさんである。

                主役は米なのだが、無論それだけではない。
プラスαの楽しみ

枝豆は畑で作ってもうまくいかない。何故だろう。数年前には枝豆を畑作してアブラムシにやられ全滅した。他の方も似たり寄ったりのようだ。丹波の方はどのようにして作っておられるのだろうか。一昨年位から、農学部出身であるIkさんの提唱で、田圃の横の畦で作るようになった。畦を少しだけ掘り、その中にぬかるんだ田圃の土を入れ込む。その土に枝豆の苗や種を植え込むのだ。こうすると不思議と良くできる。昨年は大豊作だった。 


          左側が田圃、右側が畦。泥土の固まりが枝豆の寝床となる。
     プラスαの楽しみ

黒豆の苗を作っていたので、早速畦道に植え込んでみる。自宅でのポットより、やはり畦道のほうが快適そうだ。早生の品種なので、米の収穫前に枝豆でのビアパーティとなるかな。

             枝豆君もどことなくうれしそうだ。水を得た魚かな。
プラスαの楽しみ


プラスαの楽しみ

当然準備したポット苗だけでは不足してくる。そこには買ってきた枝豆の種を、直にまいていく。今からでも十分間に合うはずだ。数日後は雨とかの予報が出てる。丁度いい案配かもしれない。 

           田圃の土を入れ込んだ場所に3粒~5粒づつ種蒔きしていく。プラスαの楽しみ


どうやったら、うまいビールが飲めるか。人間にとって永遠の課題かもしれないな。もっともポピュラーなのは、肉体労働の後のビールであろう。畑や田圃で汗を流し、一風呂浴びてから枝豆をおつまみにちょっと一杯・・・・・・・・・至福の一時かもしれない。これ以上の喜びが他にあるだろうか、とすら思えるだろう。そのビールが近年高くなって、発泡酒や第三のビールで代用せざるを得ないところが辛いとこですね。勤労者のささやかな楽しみを奪わないで、と訴えたいが。


 



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Posted by とんび at 05:24│Comments(0)米づくり
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