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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年09月02日

稲穂が咲く

遅れていた我々の田圃にも待望の日がやってきたようです。青々としていた稲穂に、ほんのりと黄色がかった色彩が・・・・・・・。花が咲き出し実を着け始めたようです。「まつりばれ」を植えつけた田圃は、とっくに実が着き頭をたれています。まもなく稲刈りか、という雰囲気だけに、少々はあせりがありました。だが自然界は不思議なものです。忘れることなく時期が来れば花が咲き実がみのるのですから。太陽と風と雨と土に感謝・・・・・・・・ただその一言に尽きます。

         ようやく実が着き始めました。白っぽいのは花のようですね。
稲穂が咲く

            あちこちで実っていますね。ありがたいことです。稲穂が咲く

我々が作っている品種「ひのひかり」は少々晩稲のようです。田植えの時期が遅かったという事情もありますが、9月にはいってようやく開花・結実ですから。それでも正直、うれしい、の一言に尽きますね。ようやく収穫の目処がついてきたようです。これで後は台風さえ来なければ万々歳なんですが。ひのひかりは収量は少ないものの、食味はいいものです。もう少しで今年の新米も出回ることでしょう。時期がきたら是非にご賞味下さい。


       棚田に広がる稲穂の群れ。まさにグリーン一色ですね。緑の回廊かも。稲穂が咲く

足下を見ると、分けつもしっかり行われて本数も増えています。植え付けは3~4本程度でした。茎も大きく丈夫に育っているようです。それこそ台風さえ来なければバッチリですね。ここらはイノシシの心配もありませんから。

稲穂が咲く

畦道も刈り込んでいます。まもなく彼岸花(曼珠沙華とも言います)の開花シーズン、ここらの棚田にもカメラを担いだマニアの方が多数おいでになります。少しでも良い写真が撮れるように、環境を整えておきましょう。稲穂の黄色と彼岸花の赤、それに真っ青な蒼空・・・・・・・・・いいコントラストです。さてこの彼岸花ですが、てっきり野生種のものと思っていました。加藤のどかさんのブログ(「都会育ちの田舎暮らし」)を拝見してて理解できたのですが、モグラや野ネズミからの被害防止に農家の方々が植栽したものだそうです。ご存じのように彼岸花の球根には毒素がありますが、これがネズミやモグラを寄せ付けない効用があるそうです。従って畦道に植え込んでおけば田圃の水漏れが防げると言うわけですね。そういえば彼岸花の咲き誇るのは大半が田圃の畦道のようです。

稲穂が咲く

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Posted by とんび at 05:14│Comments(0)米づくり
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