オオサカジン

  | 河内(南河内・中河内)

新規登録ログインヘルプ


金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年10月12日

実りの秋

田植えを終えてから丁度4ヶ月、田圃の稲穂が頭を垂れてきました。自然界は正直なものです。昨年の実績では確か20日に稲刈りを実施していたように記憶しています。近隣の田圃はあらかた稲刈りが終了しており、いまだに稲穂が残っているのは我々の田圃位でしょうか。師匠の田圃でも稲木に載っかった米達が機嫌良く乾燥しているようです。機械乾燥が流行の昨今ですが、手間暇かけた自然乾燥の米が味覚的には上のようですね。我々も稲木による天日干しを予定しております。

           黄金の実りです。4ヶ月の苦労が吹っ飛びますね。
実りの秋

さて稲刈りを実施するには、稲刈り機とハーベスターか若しくはコンバインが必要なんですが、頂き物のハーベスターが少々不調で修理が必要です。昨年はどうもガソリン漏れが発生していたようで、最後の土壇場でエンコしてしまいました。原因が判明しているのでパーツのみ入手できれば修復は可能かと思います。弘法は筆を選ばず・・・・・・・とは言いますが、質のいい機械や工具は必要不可欠ですね。作業効率が全くもって異なってきます。

         我々の田圃風景です。写真で見ると広大な大農場みたいですね。
実りの秋 














実りの秋

下記の画像が師匠の田圃です。既に稲刈りは終了して、稲木にかかった米が程よく乾燥しています。機械に頼らず、時間と手間をかけた天日干しは米の味が変わってきますね。労苦を厭う方が増えたのでしょうか、最近はこうした風景も少なくなってきました。出来うることなら自家用の米だけでも作り方にこだわっていきたいですね。

         稲木による天日干しの風景です。米の味が変わってきますよ。
実りの秋

今年はおかげさまで上陸した台風はなかったようです。稲穂達も大半が垂直な姿勢を貫いてくれてます。これが台風や竜巻やイノシシにやられると、とんでもない稲刈りとなってしまいますね。手作業での処理となり、膨大な手間暇が要求されます。何事もなくおだやかな収穫を迎えられることを感謝したいと思います。お天気も良さそうです、もうしばらくの間、平穏な気象条件をよろしくお願い致します。

                  明日もいいお天気のようですね。
実りの秋



同じカテゴリー(米づくり)の記事画像
ぼやき話も出ますわな
トラクターは何処へ(2)
トラクターは何処へ(1)
小さな商いを
脱穀作業が花盛り
戦い済んで日が暮れて
同じカテゴリー(米づくり)の記事
 ぼやき話も出ますわな (2010-12-14 05:07)
 トラクターは何処へ(2) (2010-12-04 05:10)
 トラクターは何処へ(1) (2010-11-30 05:05)
 小さな商いを (2010-11-23 05:03)
 脱穀作業が花盛り (2010-11-13 05:14)
 戦い済んで日が暮れて (2010-11-04 05:13)

Posted by とんび at 05:14│Comments(2)米づくり
この記事へのコメント
最後の写真、とてもすてきです。
夕陽でしょうか?

秋の長雨の季節も過ぎて、晴れの日が多くなってきましたね。
天気図でも、大きな北からの高気圧が張り出しています。
穏やかな晴れの日を、ご一緒にお祈りしていますね。
Posted by 森のどんぐり屋 at 2008年10月12日 11:00
夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・・・・・・確か三木露風でしたっけ。彼が龍野の畦道で眺めたのもこんな風景だったかも知れないですね。静かに燃え尽きていくかのような夕日は、人の心をどこか郷愁へと誘いこんでしまいますね。

しばらくは、いいお天気が続きそうです。当地は秋祭りのシーズン、懐かしい思い出がおありではないでしょうか。童心に帰って、たとえ一時でも純な心を取り戻したいものです。

早く新米を食べたいですね。取れたて、精米したばかり・・・・・・熱々でいただくと最高の贅沢かも知れません。まさに銀シャリですよね。
Posted by とんびとんび at 2008年10月12日 21:45
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。