2008年12月23日
サクランボの樹
小さな果樹園を開いていることは何度かレポートしておりますが、小規模な果樹園で樹種も少なく閑散としております。なんとか樹種を増やし、年中、何某かの果実が収穫できるようにしたい・・・・・・・・・・というのが積年の願望なんですが。幸いにして少しづつ樹種も本数も増えつつあります。本年も栗、梨、プラム、柚子、それに今日のサクランボと植栽しました。いつものお店でねらっていたのですが、幸いにして数本のサクランボ苗木が置かれてました。自家受粉で結実するそうで非常に助かります。相方のいる樹種は、相性の善し悪しがわかりにくく選択に苦労します。悩むときは素直にお店の方に相談し、セットで苗木を購入する方が賢明なようですね。最も、かなりの昔キーウィの苗木2本(雄樹+雌樹)を薦められるまま購入しましたが、一度も実がなりませんでした。こんな事もありますのでご注意を。
購入した品種は、サクランボ暖地というそうです。
小生の果樹園は小生のみが果樹園と呼んでるだけで、世間的にはごく狭い畑に数本の果樹木が・・・・・・・といった印象でしょうか。夢は遠大ですが現実はまだまだで、樹種も栗、リンゴ、プルーン、カリン、柿、梅、プラム、柚子、梨、それに本日のサクランボと言った程度でしょうか。1本だけの樹種もあれば10本近くの樹種もあります。柑橘類は何度も植栽しましたが、結果的には全部が失敗に終わりました。方法論がまずかったのか土地があわないのか、残念至極です。植えたい柑橘もたくさんあるのですが、少々躊躇しております。
収穫物は山の小鳥たちとハンブンコでしょうね。
このサクランボ、説明書によりますと開花期が3月で収穫期が概ね6月、結実までに2~3年、自家受粉でOK、茨城産の苗木を福岡で生育・・・・・・・・とか。メイドインチャイナではなかったようだ。どの程度実ってくれるかは不明ですが、摘果摘蕾等ができないので小粒のサクランボとなりそうですね。半分以上は山の小鳥たちにやられそうですが、それも又良しとしましょう。
1本目の苗木です。根本の白っぽいのは籾
殻。防寒用に蒔いております。
高さ1メートル位あり、なかなか立派な苗木
です。うまくいけば来春には新芽が発芽する
でしょう。
2本目の苗木です。両者ともに果樹園へ
下る坂道の両サイドに植え込んでおりま
す。
実ったら、果実をつまみながら農園へと向
かいましょうか。
ユートピアという横文字よりも、やはり桃源郷という漢字の方が具体性をもって想像させるようですね。シルクロードの彼方、どこか奥の方に存在するとかしないとか・・・・・・・真偽の程は定かではありませんが、実在して欲しいものです。宮沢賢治が思い描いたイーハトープも似たような空間ではなかったのでしょうか。さて、その理想郷には果樹がたわわに実っており山紫水明の山里というのが定番のようですね。当地の金剛山麓は潜在要素としては有資格と思っているのですが、いかがなもんでしょうか。
