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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年02月23日

無花果の移植

わが小さき果樹園は果樹木が限定されている。面積が狭いこともあるが、多分に偏った好みによるものであろう。現に大好きなプラムや梅や柿は何本も植栽しているのだから。全くもって1本もなかったのが無花果である。あのドロッとした食感が少々苦手ということもあってなじみが薄かった。このたび物知り博士のKさんが無花果の木を3本贈呈してくれはるとのこと。挿し木で育てた大きめの苗木だ、というより成長しかかった若木とも言えそうか。さっそく谷間の農園で植栽場所を選定することに。無花果は野鳥に狙われやすいのでネット張りを想定した場所選びが肝要である。プラムと渋柿の間のスペースを活用することにしよう。

         
            Kさんの無花果畑、いただくのは右端中央の3本だ。
無花果の移植


早速Kさんの果樹園に出向いて指定された3本の木をスコップで掘り起こすことに。天気予報は来週の大半が雨の予想だがら丁度いい時期かも知れない。かなり根が張っているようで、スコップで掘りこむがビクともしないようだ。掘って掘って掘りまくってようやく根が地上に出てくれはった。土をつけたままビニール袋に包み込む。谷間の農園までは車で10分程度、土がはずれないように慎重に運ぶことにしよう。おっとと、その前にKさんの果樹園を元に戻しておかないと。横で作業中のOkさんが笑っている。ドジな作業ぶりにあきれているのだろう。


                この3本をスコップで掘り起こすのだ。
無花果の移植


谷間の農園は畑作が中心だが傾斜地は果樹園としている。無論、ど素人がやること、そうたいした規模のものではない。それでも年々少しづつ果樹木の樹種が増えるのは実に楽しい。今年は梨やサクランボやユズなどを新規に植え込んだところだ。それにKさんからの無花果が加わったのである。植え穴は既に三ヶ所準備している。根をしなやかに伸ばし細かくした土と燃え残った灰とを同時に埋め込んでいく。少し窪みをつけて水がたまりやすいように加工してあげる。後は最初の水やりでOKだ。水はこれまたKさんにいただいた風呂桶に充分すぎる程貯まっている。今朝は冷たくて氷が張っていたのだが。


           植栽地                      準備した植え穴
無花果の移植 無花果の移植
         Kさんからの頂き物、ようやく水が貯まるようになりました。
無花果の移植


剪定も済ませてある若木だけに格別やることもない。雨模様の天候が何よりの馳走であろう。来週いっぱい雨の予報がありがたい。その間にジャガイモの芽出しも終了するだろうから、再来週はジャガイモの植え付けだ。気温も若干は上昇してくれるだろう。


                      植栽した1号樹
無花果の移植
                      植栽した2号樹
無花果の移植
                       植栽した3号樹 
無花果の移植

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Posted by とんび at 05:10│Comments(0)森のお仕事
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