2009年06月22日
田植え始まる
昨夜、Iさんからの緊急連絡、田植機が拝借できるようになったので明日に田植えを行うとのこと。弱った、明日は石川の支流である石見川の水源の森で草刈りの作業予定だったのだ。過日にレポートさせて頂いたが、日本の水源の森は中国資本によって買いあさられている模様。彼の国は企業が単独で海外進出を展開することは考えられない国、買収活動には国家意志が潜んでいるとの可能性が高いだろう。なりふり構わぬ乱開発で国土が疲弊し森や河川は荒れ果て、まともな飲用水に不自由するありさまだとか。手っ取り早い手法が我が国の水源を手に入れることであろう。そういえば彼の国の宰相がオーストラリアで、日本は20年以内に消滅してます、と語ったとか語らなかったとか。
補植作業です。機械で処理しても欠株が生じますね。

水源の森を守るのは我々自身の力によるしか考えられないでしょう。林家は木材価格の低迷で再生産活動が出来なくなっています。森を維持し水源を確保するのは所有者のみでは困難な状況なんです。街や山里に住む我々がその恩恵に感謝し、何らかの行動をおこすべきだと考えてます。自分達で出来る範囲で結構なので、何らかのアクションをとの想いから仲間達と水源の森の草刈りに応援に行く予定だったのですが・・・・・・・・・・・・・・・・残念ながら田植えは共同作業、一人抜けると作業が滞ります。森の仲間には申し訳ないが、事情を話して欠席させてもらいました。
箱苗も根がからみついて外れません。欠株の原因の一つです。

そんなこんながありましたが、午前6時半携帯のベルが。Uさんは既に作業中、水管理を頼まれました。朝食もそこそこに弁当を詰め込んで車を走らせます。田植えは水管理が非常に難しいです。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ・・・・・・・・・そのかねあいが小生にはまだ良く掴めていません。8時頃には全員集合して作業開始、田植えそのものは田植機で処理するのですが、相手が機械なので処理出来ない場所が存在します。隅切り部分や曲線状の部分或いは三角地など、ここらは全て手作業となります。
各自が自分の判断で先を読みながら行動していきます。

昨年に初心者向けの「米作りの本」を購入して読み込んでいたのですが、どうしても分からない用語がありました。枕地と孫地という言葉です。今回、現場で実物を見ながら説明を受け、ようやく理解できました。簡単に表現すると、枕地とはノーマルな植え付けに対して直角線となる植え付けを要する土地、アルファベッドのTの文字の上の部分ですね。孫地とは三角地などの事情で機械植え付けが出来ず空白となった土地。この二つの用語の理解に1年ほどがかかりました。
田植機の目印ポイントです。ここまでが直線、目印とシートまでが枕地です。

田植えそのものを説明してもおもしろくないでしょうから、珍客と用具について触れてみましょう。まずは田圃の吸血鬼ドラキュラ博士、否、違いましたヒル博士でした。あまり見よいものではないですが、画像をご覧になって下さい。こいつが足などにくらいつくと大変です。無理矢理に引っ張ると足に噛みついたまま体が千切れます。防御はとにかく素足にならない事、その対策が田植え靴です。小生は履きにくいのであまり好みではないのですが、ヒル対策上必ず使用します。これも画像で紹介しておきましょう。ウエットスーツの足版と考えて頂いたら結構です。足にピッタリとフィットして異物の侵入を防御します。
田圃の吸血鬼であるヒルです。気持ちのいいものではありません。

ヒル対策用でもあります田植え靴です。足にピッタリとフィット。

小生の大好きな長靴、どこへ行くのもたいていはこれです。

ここで一つだけトピックスを。実は苗にイモチ病が発生している恐れとの話、Uさんの説なんだが小生にはどこをどう見ればイモチ病なのか皆目不明。でも事実とすれば植え付けても全滅の可能性があります。緊急に薬剤を購入して散布することに。箱苗に散布してから田植機に積み込みました。下記に薬剤を紹介しておきましょう。粒剤です。
作業が順調に進行したので午後6時には終了しました。補植等が残ってますので完了ではありませんが、9割以上は終了したとも言えます。明るい内に帰宅できるのは有り難いことです。今夜の食卓では皆さんビールの缶が相当空くのではないでしょうか。
水門の設置です。流量規制を行います。

終了しました。少々ジグザグですが良しとしましょう。 第二の田圃です。

終了しました。少々ジグザグですが良しとしましょう。 第一の田圃です。
補植作業です。機械で処理しても欠株が生じますね。

水源の森を守るのは我々自身の力によるしか考えられないでしょう。林家は木材価格の低迷で再生産活動が出来なくなっています。森を維持し水源を確保するのは所有者のみでは困難な状況なんです。街や山里に住む我々がその恩恵に感謝し、何らかの行動をおこすべきだと考えてます。自分達で出来る範囲で結構なので、何らかのアクションをとの想いから仲間達と水源の森の草刈りに応援に行く予定だったのですが・・・・・・・・・・・・・・・・残念ながら田植えは共同作業、一人抜けると作業が滞ります。森の仲間には申し訳ないが、事情を話して欠席させてもらいました。
箱苗も根がからみついて外れません。欠株の原因の一つです。

そんなこんながありましたが、午前6時半携帯のベルが。Uさんは既に作業中、水管理を頼まれました。朝食もそこそこに弁当を詰め込んで車を走らせます。田植えは水管理が非常に難しいです。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ・・・・・・・・・そのかねあいが小生にはまだ良く掴めていません。8時頃には全員集合して作業開始、田植えそのものは田植機で処理するのですが、相手が機械なので処理出来ない場所が存在します。隅切り部分や曲線状の部分或いは三角地など、ここらは全て手作業となります。
各自が自分の判断で先を読みながら行動していきます。

昨年に初心者向けの「米作りの本」を購入して読み込んでいたのですが、どうしても分からない用語がありました。枕地と孫地という言葉です。今回、現場で実物を見ながら説明を受け、ようやく理解できました。簡単に表現すると、枕地とはノーマルな植え付けに対して直角線となる植え付けを要する土地、アルファベッドのTの文字の上の部分ですね。孫地とは三角地などの事情で機械植え付けが出来ず空白となった土地。この二つの用語の理解に1年ほどがかかりました。
田植機の目印ポイントです。ここまでが直線、目印とシートまでが枕地です。

田植えそのものを説明してもおもしろくないでしょうから、珍客と用具について触れてみましょう。まずは田圃の吸血鬼ドラキュラ博士、否、違いましたヒル博士でした。あまり見よいものではないですが、画像をご覧になって下さい。こいつが足などにくらいつくと大変です。無理矢理に引っ張ると足に噛みついたまま体が千切れます。防御はとにかく素足にならない事、その対策が田植え靴です。小生は履きにくいのであまり好みではないのですが、ヒル対策上必ず使用します。これも画像で紹介しておきましょう。ウエットスーツの足版と考えて頂いたら結構です。足にピッタリとフィットして異物の侵入を防御します。
田圃の吸血鬼であるヒルです。気持ちのいいものではありません。

ヒル対策用でもあります田植え靴です。足にピッタリとフィット。

小生の大好きな長靴、どこへ行くのもたいていはこれです。

ここで一つだけトピックスを。実は苗にイモチ病が発生している恐れとの話、Uさんの説なんだが小生にはどこをどう見ればイモチ病なのか皆目不明。でも事実とすれば植え付けても全滅の可能性があります。緊急に薬剤を購入して散布することに。箱苗に散布してから田植機に積み込みました。下記に薬剤を紹介しておきましょう。粒剤です。


作業が順調に進行したので午後6時には終了しました。補植等が残ってますので完了ではありませんが、9割以上は終了したとも言えます。明るい内に帰宅できるのは有り難いことです。今夜の食卓では皆さんビールの缶が相当空くのではないでしょうか。
水門の設置です。流量規制を行います。

終了しました。少々ジグザグですが良しとしましょう。 第二の田圃です。

終了しました。少々ジグザグですが良しとしましょう。 第一の田圃です。

Posted by とんび at 05:15│Comments(0)
│米づくり
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