2009年10月17日
稲刈り始まる
昨夜、チームリーダーからの指令「明日稲刈りやるぞ~」、さあ大変だ、大事業が始まる。今年から栽培面識が倍以上に増えているので作業も半端ではない、しかもうるち米と餅米の二種類、分別して作業を行わなければならない。それでも午前8時、メンバーが田圃に集結した。気心の知れた仲間達、数年の経験で格別の説明もいらない。各位が自分の得意分野で先を読みながら作業を進めていく。ただ困ったのは稲刈り機のエンジンがかからない事。メカに詳しいOkさんとUさんが挑戦するが悪戦苦闘、最終的にプラグのトラブルが判明し作動を開始したのはおよそ1時間後であった。このロスは実に大きい。
まさに黄金色、大事な主食が実ってきたようです。

好天に恵まれ結構暑い、上着1枚脱いで作業を行うが全員が汗びっしょりだ。水分を補給しながら稲を刈り取っていく。大半は機械作業となるも四隅と外周部分は手刈りせざるを得ない。それと先般の台風でなぎ倒された部分、ここらも機械では困難で鎌による手刈り作業となる。手刈りは8束位を束ねて藁で縛っていく。稲刈り機はここまでの作業を機械で自動処理する優れものだ。刈り取った稲束は当然天日干しの乾燥を行う。無農薬栽培にこだわる方も多いのだが、最後の乾燥を機械処理するのはいかがなものであろうか。折角の拘り米の風味が損なわれるのでは、と懸念するのだが。
稲刈り機が黙々と作業を継続しております。人間の手助けも必要ですね。

天日干しは、稲木という檜の間伐材を利用して櫓を組みそこに稲束をはざ掛けして乾燥させるものである。機械乾燥と異なり時間をかけてじっくりと乾燥させる、米の味がひと味変わってくるのだ。人間も作物も同じ事だが、熟成には時間がかかるもの、手間暇を惜しんではいい物は作れない。我々の米作りは販売目的ではない、全てメンバーの自家用だ。従って出来るだけ美味しい米にこだわりたい。作業風景は画像をアップしますのでこちらでご覧になって下さい。
3本足で稲木を支えます、バランスが難しいですね。

刈り取った稲束を回収して稲木に掛けていきます。これから乾燥です。

2本足が便利ですが両端は3本足でないと、ですね。

稲木は全て南北向きです。これははざ掛けした稲束に朝から夕方まで太陽光線があたるようにとの配慮からです。先人達は工夫を重ねながら米作りを実践してこられたようですね。観光客の方々も頻繁に附近を散策されるが、天日干しが珍しいのでしょう。必ず立ち止まって質問されます。当たり前の日常風景であった米作りが無形文化財的な扱いのようです。生活と農業とが完全に分離されてしまったのでしょうね。子どもが親の働く姿を見ることも無くなってきたようです。親は休日にゴロゴロ寝転んでテレビを見ている、或いはゴルフやパチンコに走り回っている・・・・・・・そんな姿しか見れない子ども達はまともに育つのが困難ではないでしょうか。生活の中に農業が入り込んでいくのを切に願っております。

夕暮れまで作業を続行しましたが完了は出来ませんでした。明日以降も継続しないと乾燥どころか稲刈り自体すら終了できないようです。ただ明日は楠公さんの秋祭り、車がはいれるか心配ですね。水分神社下流域の全地車が宮入します、そして宮入する広場と我々の田圃とは超接近の環境・・・・・・・・・・大変な事態です。作戦変更が必要なようですね、宮入も見学したいし、もう一ヶ所の田圃も気がかりだし、資材の搬送も必要だし、さてどこから手を付けましょうか。
夕焼けです、作業は完了しませんでしたが。

まさに黄金色、大事な主食が実ってきたようです。

好天に恵まれ結構暑い、上着1枚脱いで作業を行うが全員が汗びっしょりだ。水分を補給しながら稲を刈り取っていく。大半は機械作業となるも四隅と外周部分は手刈りせざるを得ない。それと先般の台風でなぎ倒された部分、ここらも機械では困難で鎌による手刈り作業となる。手刈りは8束位を束ねて藁で縛っていく。稲刈り機はここまでの作業を機械で自動処理する優れものだ。刈り取った稲束は当然天日干しの乾燥を行う。無農薬栽培にこだわる方も多いのだが、最後の乾燥を機械処理するのはいかがなものであろうか。折角の拘り米の風味が損なわれるのでは、と懸念するのだが。
稲刈り機が黙々と作業を継続しております。人間の手助けも必要ですね。

天日干しは、稲木という檜の間伐材を利用して櫓を組みそこに稲束をはざ掛けして乾燥させるものである。機械乾燥と異なり時間をかけてじっくりと乾燥させる、米の味がひと味変わってくるのだ。人間も作物も同じ事だが、熟成には時間がかかるもの、手間暇を惜しんではいい物は作れない。我々の米作りは販売目的ではない、全てメンバーの自家用だ。従って出来るだけ美味しい米にこだわりたい。作業風景は画像をアップしますのでこちらでご覧になって下さい。
3本足で稲木を支えます、バランスが難しいですね。

刈り取った稲束を回収して稲木に掛けていきます。これから乾燥です。

2本足が便利ですが両端は3本足でないと、ですね。

稲木は全て南北向きです。これははざ掛けした稲束に朝から夕方まで太陽光線があたるようにとの配慮からです。先人達は工夫を重ねながら米作りを実践してこられたようですね。観光客の方々も頻繁に附近を散策されるが、天日干しが珍しいのでしょう。必ず立ち止まって質問されます。当たり前の日常風景であった米作りが無形文化財的な扱いのようです。生活と農業とが完全に分離されてしまったのでしょうね。子どもが親の働く姿を見ることも無くなってきたようです。親は休日にゴロゴロ寝転んでテレビを見ている、或いはゴルフやパチンコに走り回っている・・・・・・・そんな姿しか見れない子ども達はまともに育つのが困難ではないでしょうか。生活の中に農業が入り込んでいくのを切に願っております。

夕暮れまで作業を続行しましたが完了は出来ませんでした。明日以降も継続しないと乾燥どころか稲刈り自体すら終了できないようです。ただ明日は楠公さんの秋祭り、車がはいれるか心配ですね。水分神社下流域の全地車が宮入します、そして宮入する広場と我々の田圃とは超接近の環境・・・・・・・・・・大変な事態です。作戦変更が必要なようですね、宮入も見学したいし、もう一ヶ所の田圃も気がかりだし、資材の搬送も必要だし、さてどこから手を付けましょうか。
夕焼けです、作業は完了しませんでしたが。

Posted by とんび at 05:13│Comments(0)
│米づくり
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