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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年01月19日

道具のメンテナンスを

昨日は勢いに任せてキハダを切りまくっておりましたので、チェーンソーがかなりひどい状態となってきました。別に破損した訳ではないのですが、黄色い樹皮がソーチェーンにこびり付いて、ヘドロが詰まったパイプ管のような状態です。時間を空けずに整備しておかないと次の山仕事で間に合いません。ということで、本日は朝からチェーンソーのメンテを。何でもそうですが道具はメンテナンスが非常に大事ですね。この作業如何によって、仕事効率は極端に変わってきます。特に刃物はメンテが悪いと全くといっていいほど切れません。そして切れない刃物ほど危険な道具は無いのです。安全を確保しようと思えば、まずは道具の手入れ。そう言えば、大工の見習いにはいった若い衆が最初に購入するのは、高価であっても品質の高い砥石であるとか。わかるような気がします。


            小生の目立て台です。Nkさんから頂いた工業用ミシンを転用。
     道具のメンテナンスを 

小生もチェーンソーの使い方・メンテの仕方については、先輩方から徹底的に仕込まれました。一歩間違えば命を落としてしまう道具だからです。しかも己自身のみならず仲間まで巻き添えにする可能性があります。「プロは臆病だから生き延びられた」・・・・・・・前宰相の麻生氏が好んだ漫画ゴルゴサーティンの主人公の台詞です。考えさせられる一言ですね。ということで、切れる状態のチェーンソーを確保する必要があります。キハダの樹皮をそぎ落とし目立て作業を実施しておきましょう。これまた先輩方の教えは厳しいものでした。「ど素人が生半可な気持ちで目立てなどするな」・・・・・・・・・・よく呵られたものです。最初に叱責されたのがフォームを作れ、という言葉。能の世界で「守破離」という箴言がありますが、その守の段階では形を学び形を覚えることが眼目とされています。先輩のフォームを作れ、という言葉も同じ意味なんでしょう。


         キハダがこびり付いてます。この黄色いのがオウバクで胃腸薬です。
     道具のメンテナンスを
                 カッターも黄色に染まってしまいましたね。
     道具のメンテナンスを

フォームを作るには目立て台が必要です。現場で座り込んだままで適正な目立てが出来る人など、プロ中のプロでしょう。ど素人は教えのとおり、目立て台での実施が望ましいようです。小生のは知人のNkさんから頂いた工業用ミシンを転用しました。チェーンソーを固定し、進入角30度で身体を構え、腕を肘で垂直に折り曲げ、やすりを水平に構えます。その状態のまま腰を使ってチェーンソーへとやすりを送り込みます。右利きの場合は左カッターのやすり掛けは比較的うまくいきますが、右カッターのやすり掛けは不得手なようです。目立て台を設置しますと、この欠陥が割と救済されます。現場でこの問題点をクリアーするのは至難の業でしょう。


         目立て角に合わせてチェーンソーへのやすりの進入角も30度で。
     道具のメンテナンスを
          わが愛機CS35ED2です。旧型機で市場からは消えたようですね。
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やすり掛けが終了しましたらデブスゲージのチェックです。この点が疎かになるケースは多いようですね。機種によって異なりますが、一般的にはデプスは0.6ミリ程度と言われてます。専用のジョインターをあてがって異なっておれば平やすりで削って起きましょう。言葉で記述すれば簡単ですが、これを体で覚え毎回実施するのはなかなかの困難です。結果は一目瞭然、手入れが不十分なチェーンソーは音だけ高く全く切れません。どうかすると青い煙が舞い上がりますので、己の恥さらしをやってるようなものです。又切りくずの状態でも確認できますが、手入れが悪いと粉クズが飛び交いますね、これに反し目立てが充分だと鰹節のような薄い板状の削りかすとなります。怖いくらいに正直ですので、機会がありましたら確認してみて下さい。


                  私宅のチェーンソー専用作業工房でした。
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Posted by とんび at 05:08│Comments(0)森のお仕事
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