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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年03月11日

梅街道のゴミ拾い

全く良く降りますね、連続で何日目か、当地はずっと雨なんです。農作物に雨は必要だけど、そこはそれ、過ぎたるは何とやらで・・・・・・・・・・程々に打ち止めしてほしいものです。とはいっても朝から晩まで連続で降り続けると言う話ではありません。若干小降りというか、短時間だけストップするとか、そうした時間帯はあります。いわゆるニッチの時間をねらって畑に直行、本日はどうしても回収しておきたい物がありました。以前レポートした梅街道の竹林整備、女竹は切りまくったものの、不法投棄されたゴミ類がそのままだったのですね。私宅周辺は3月がゴミシールの使用限界、早い話シールを使える間にゴミ類を搬出しておこうとの魂胆。燃えるゴミなら焼却の可能性もありますが、燃えないゴミは行政に依存するしかないですもんね。


             道路沿いの竹藪はゴミの放棄地に狙われやすいですね。
     梅街道のゴミ拾い    

それにしても道路際の竹藪にはいろんな物が投棄されています。空き缶空き瓶は言うに及ばず、工具類やランドセル、プラにビニールに陶器類、それにオイルタンクや自転車部品までありました。1時間ほどの時間で拾い集めたらビニール袋3個分、雨脚があったので全ては無理でしたが、そこそこは回収出来ました。人間の心理というのか、竹藪みたいに外部から見えにくい場所には物を投棄したくなるんですかね。道路際なので車で運んでポイのケースでしょう。梅花やプラムの花などを愛でながら散策される方、旅人の方、観光客の方・・・・・・・・・・楽しんで頂きたい道程なのに残念な状態です。まあ、竹藪を切り開いたので多少は減少するかなと淡い期待を抱いておるのですが、甘いかな。


                  ゴミの放棄例、塩ビの管のようですね。
      梅街道のゴミ拾い 
             ゴミの放棄例、ポリにビニールに空き瓶空き缶等です。
     梅街道のゴミ拾い  

建築家の安藤忠雄氏が提唱される「緑の回廊作り」に大きな関心を持っております。林野庁も取り組んでおられるようですが、国有林のみでは不可能でしょう。民有林というか私有地の協力もあって始めて可能な話でありましょう。願わくば、鹿児島の薩摩半島から北海道の宗谷岬まで縦断するような回廊を作り上げたいものです。欲をいえば、回廊の周囲には桜を植え込んで、南端から北端までの桜街道と出来ればなあ・・・・・・・・・・・・そんな夢想を描いておるのですが。鳩山さんに負けず劣らずの白昼夢のようです。江戸時代にはお伊勢参りが大流行したのだとか。桜街道が出来上がって、多くの市民の方が桜前線に合わせて、南端から北端へと歩きの旅を続けられるような状況が出来上がったら楽しいでしょうね。内需の拡大などと大声出さずとも、勝手に消費経済は拡張し、沿線域にお金は落ちるのではないだろうか。・・・・・・・・これまた甘い幻想かな。


              ゴミだらけでは、せっかく手入れした梅樹も泣きますよ。
     梅街道のゴミ拾い

ともあれ回収したビニール袋3個分と鉄板一枚はゴミの日に出しておきましょう。中身が不燃物なので行政に依存するしか方法論が見あたりません。投棄された方々も、地域のゴミ回収があるはず、わざわざ車で搬送しなくとも回収してもらえるはずなのに。ゴミ回収のシールを惜しんだのかな。


                本日の回収物、ビニール袋3個分と鉄板です。
     梅街道のゴミ拾い

それにしても我々はゴミの排出が多すぎるような気がします。大量生産・大量消費で、物を浪費するのは良いことなのだ・・・・・・・こうした刷り込みがコマーシャルなどで日々継続されてるようですね。エコのかけ声の下に新商品の勧め、本当は手持ちの品を使い続けるのが最もエコな生活ですのにね。どこかが狂ってしまったようです。     


               春ですね。カブ類も菜の花に変わってしまいました。
     梅街道のゴミ拾い

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Posted by とんび at 05:13│Comments(2)森のお仕事
この記事へのコメント
おはようございます。
とんび様の人知れずの働き、なんだか胸につまります。ゴミのマナー、怒りを通り越して悲しみを感じます。
最近、(トイレの神様)って曲が静かに流れています。
とんび様も共感持たれると思います。

他人さんが汚したものでも当たり前のように自分の手でそうじする。

私もそんな教えを祖父母からされました。

小学校高学年のとき担任だったF・H先生が家庭訪問のとき
私がトイレ掃除が好きなことやその理由を母から聞いたそうです。

誰も何も言わないけど気づいてたんだ〜。
それが心地よく思うことがあります。

とんび様の記事を拝見し、小学校の家庭訪問思い出したなんて(笑)

表立ってご活躍されている陰にも
そのような働きをされておられる方に頭が下がります。
いつもありがとうございます。
Posted by 乙女椿 at 2010年03月13日 10:22
おはようございます。

当地は久方ぶりに晴れ上がりました。有り難いことです。

青空が広がって、尚、周囲が綺麗だったら楽しいですよね。
それだけの事かと思います。

鹿児島から北海道までの桜街道、1000年掛けて作れないかなあ、その道をのんびりと家族連れで歩けないかなあ、多くの方々が桜を愛でながら笑えないかなあ、・・・・・・・・・・、夢想だけは果てしなく広がっていきます。

アリの一穴と言う言葉があるそうです。
どんな大きな事業も、最初は些細な動きから・・・・・・・

緑の大回廊、全国に張り巡らしたいものです。
楽しくボチボチと参りましょう。
Posted by とんびとんび at 2010年03月14日 06:15
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