2010年05月03日
種籾の準備だぞ
5月に入りました。そろそろ米作りの準備が必要ですね。当地の一般的な田植えは6月の初旬、逆算するとぼちぼち種籾の準備となってきます。そこは抜かりのないチームリーダーのUさん、早速に動員令を発してゲストハウスに集まれのサイン・・・・・・・いよいよですね。本年からは共同農園で苗の作成をもやってしまおうとの魂胆です。実は秘密兵器の入手というトピックスがありまして、集まりやすい共同農園が最適なロケーションという事情もあって昨年とは方式を変更したのです。おいおいご紹介していきますが、まずは秘密兵器から。なんと15年間も埃をかぶっていた年代物です、おっとと、ウイスキーやワインの話ではありませんぞ。
ほら逃げろ、爆発か・・・・・・・・・・・・・・そんなことは無いのだが。

もう一度やり直し、どこかにトラブルがあるのかな。

画像をご覧になって下さい。何処から見ても一世代前のデザイン、うん十年前の製造でしょうね。とある農家の倉庫の中に眠っていた代物を譲り受け、分解整備を行って蘇らせたものです。無論、メカニックのOkさんの功績が大きいでしょう。何しろお金を掛けずに必要とする物を手に入れる、そんな芸当が得意な人物ばかりが集まっています。究極のサバイバルタイプの人材達でしょう。地震、雷、火事、オヤジ・・・・・・・・・・何が来ようともしぶとく生き抜いていく方々ばかりのようです。世間的には動力ポンプとかいうそうです。動力で水をくみ上げ散水する機械ですね。これが有るのと無いのとでは米作りが大きく変わってきます。端的な話、無ければ米作りは難しいですね。
これが噂の年代物のポンプです。15年間も埃まみれとなってました。

準備した種籾です。品種はヒノヒカリ、昨年の収穫物です。

一番最初の仕事は種籾の選別です。ご存じの方も多いでしょうが、保管している種籾には出来不出来がありまして、粒よりの籾を選別する必要があります。厳密には比重計で測定した塩水を利用するのですが、我々は少々手抜きで水で代行。バケツの水につけ込み浮いた籾は除去します。何度か反復して優良と思える籾のみを抽出、種籾とします。準備したのはウルチ米が8升、モチ米が3升でした。パレットにしてウルチ米が40枚、モチ米が15枚は十分に確保出来そうです。我々の田圃はそう広くないので、種籾がこれだけあれば十分でしょう。これから7~8日間、種籾を水につけ込みます。「種籾の目覚まし」といった表現をしてますが、発芽の前の下準備といった作業でしょうか。種籾には酸素が必要なので、毎日水を交換する必要があります。水当番の役割は極めて重要です。
水に浮いた種籾はどんどん処分していきます。
何度も籾の選別を繰り返します、いい遺伝子を残したいですね。

選び抜かれたエリート集団。

水を張ったドラム缶に種籾をつけ込みました。ゲストハウスの玄関先に鎮座してはります。これにてスタンバイ完了、あとはきれいな水を毎日交換してやることですね。ドラム缶につけ込む日数は7~8日位と上述しましたが、厳密には積算温度と言う判別法があります。積算温度は100度で、平均水温が10度なら10日間つけますし15度なら7日間つけるというように判断します。本当は此処までの段階で種子消毒が必要なんですが、省略しました。自作の種籾で有機農法に近い栽培法でありえり抜きの籾なので心配ないだろう・・・・・・・・・・・・・そんな発想がなきにしもあらずですが、本当のところは手抜きでしょうね。
種籾の目覚ましが始まりました。新鮮な水の交換が必要です。
ほら逃げろ、爆発か・・・・・・・・・・・・・・そんなことは無いのだが。

もう一度やり直し、どこかにトラブルがあるのかな。

画像をご覧になって下さい。何処から見ても一世代前のデザイン、うん十年前の製造でしょうね。とある農家の倉庫の中に眠っていた代物を譲り受け、分解整備を行って蘇らせたものです。無論、メカニックのOkさんの功績が大きいでしょう。何しろお金を掛けずに必要とする物を手に入れる、そんな芸当が得意な人物ばかりが集まっています。究極のサバイバルタイプの人材達でしょう。地震、雷、火事、オヤジ・・・・・・・・・・何が来ようともしぶとく生き抜いていく方々ばかりのようです。世間的には動力ポンプとかいうそうです。動力で水をくみ上げ散水する機械ですね。これが有るのと無いのとでは米作りが大きく変わってきます。端的な話、無ければ米作りは難しいですね。
これが噂の年代物のポンプです。15年間も埃まみれとなってました。

準備した種籾です。品種はヒノヒカリ、昨年の収穫物です。

一番最初の仕事は種籾の選別です。ご存じの方も多いでしょうが、保管している種籾には出来不出来がありまして、粒よりの籾を選別する必要があります。厳密には比重計で測定した塩水を利用するのですが、我々は少々手抜きで水で代行。バケツの水につけ込み浮いた籾は除去します。何度か反復して優良と思える籾のみを抽出、種籾とします。準備したのはウルチ米が8升、モチ米が3升でした。パレットにしてウルチ米が40枚、モチ米が15枚は十分に確保出来そうです。我々の田圃はそう広くないので、種籾がこれだけあれば十分でしょう。これから7~8日間、種籾を水につけ込みます。「種籾の目覚まし」といった表現をしてますが、発芽の前の下準備といった作業でしょうか。種籾には酸素が必要なので、毎日水を交換する必要があります。水当番の役割は極めて重要です。
水に浮いた種籾はどんどん処分していきます。

何度も籾の選別を繰り返します、いい遺伝子を残したいですね。

選び抜かれたエリート集団。

水を張ったドラム缶に種籾をつけ込みました。ゲストハウスの玄関先に鎮座してはります。これにてスタンバイ完了、あとはきれいな水を毎日交換してやることですね。ドラム缶につけ込む日数は7~8日位と上述しましたが、厳密には積算温度と言う判別法があります。積算温度は100度で、平均水温が10度なら10日間つけますし15度なら7日間つけるというように判断します。本当は此処までの段階で種子消毒が必要なんですが、省略しました。自作の種籾で有機農法に近い栽培法でありえり抜きの籾なので心配ないだろう・・・・・・・・・・・・・そんな発想がなきにしもあらずですが、本当のところは手抜きでしょうね。
種籾の目覚ましが始まりました。新鮮な水の交換が必要です。

Posted by とんび at 05:15│Comments(0)
│米づくり
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