2010年05月18日
水漏れ防止は如何に
米づくりには水が必要不可欠、何を当たり前の事を今更・・・・・・・・そんな感じですね。米を作る場所は水田とも言うぐらいですから、水との関係性は切っても切れない仲。ところがこの水の確保がなかなかに難しいのですね。無論、水利の問題もありますが、今回は田圃の物理的な話。要は如何にして田圃に水を溜め込むか、この一点ですね。農に関係ない方はご存じでないかも知れませんが、田圃の底には粘土層の防水シートが埋まっています。水の地中への浸透を防止するのですね。それと前後左右への漏水防止の為に畦シートの使用や畦塗りという作業が要求されます。畦塗りは名人芸に近く我々は苦手な領域なのでパス、もっぱら畦シートの活用となります。
おういシートが足りないぞ・・・・・・・・・・これで全部なんだけど。
最初の作業は穴掘りです。

作業手順は順に画像でご紹介しますが、早い話が田圃をプールに変更する作業とご理解下さい。畦にはモグラ達の活躍で至るところに穴だらけ、そのままでは田圃の水がじゃじゃ漏れです。一段低い田圃との畦際にシートを埋め込んで水漏れ防止とします。毎年この季節には欠かせぬ作業ですね。暑い最中の肉体労働、結構厳しいものがあります。汗びっしょりになりながらシートを埋め込みました。
穴掘りと土の搬出は同時並行で。遍路帽子が良く似合います。

応援団かと思いきや、ワラの運搬でした。米作りの邪魔だろうとの配慮かも。

元気印の仲間の衆もこの暑さには勝てぬようです、一休み。

まずはシートを並べてみて きれいに埋め込みましたね。

昨年度からは田圃が2ヶ所に増え、移動しながらの作業となります。トラクターで公道を走るわけにもいかないのでレンタカーのトラックを借り上げ搬送します。僅か10分ないし15分程度の距離ですが、トコトコ自走するのは無理がありますね。2ヶ所目の田圃は一部にレンゲソウを残したまま、耕耘作業が未処理となってます。此処を耕耘してると、隣の田圃のオッチャンが偵察に。ど素人百姓の作業に興味津々のようです。挙げ句の果てには、「オラッチの田圃に水落とすなよ」・・・・・・・・・無理な課題を押しつけて退散。水が下段に浸透するのはどうしようもないこと、確か民法上も受忍義務があったのでは。
残して置いたレンゲソウも刈り込んでしまいました、残念ですが肥料となります。
花(レンゲソウ)も嵐も踏み越えて、ひたすら耕耘作業に。
田圃の水管理、なかなかに難しいものです。自己努力だけではどうしようもない部分もあり、田圃で米を作ろうと思えば「協調性」がいやが上にも要求されます。ここらの慣習が長年続いた結果、日本人の性格を形作って来たのかも知れませんね。自己の物件に限っても物理的に水を担保するのは種々の障害があって一筋縄ではいきません。畦シートは水確保の手段の一つ、田圃に水がないと米作りは全く不可能ですから、モグラと競争しながら水漏れ防止を図らねば。
無理難題を持ち込んだオッチャン・・・・・・・赤いトラクターの御仁。
おういシートが足りないぞ・・・・・・・・・・これで全部なんだけど。

最初の作業は穴掘りです。

作業手順は順に画像でご紹介しますが、早い話が田圃をプールに変更する作業とご理解下さい。畦にはモグラ達の活躍で至るところに穴だらけ、そのままでは田圃の水がじゃじゃ漏れです。一段低い田圃との畦際にシートを埋め込んで水漏れ防止とします。毎年この季節には欠かせぬ作業ですね。暑い最中の肉体労働、結構厳しいものがあります。汗びっしょりになりながらシートを埋め込みました。
穴掘りと土の搬出は同時並行で。遍路帽子が良く似合います。

応援団かと思いきや、ワラの運搬でした。米作りの邪魔だろうとの配慮かも。

元気印の仲間の衆もこの暑さには勝てぬようです、一休み。

まずはシートを並べてみて きれいに埋め込みましたね。


昨年度からは田圃が2ヶ所に増え、移動しながらの作業となります。トラクターで公道を走るわけにもいかないのでレンタカーのトラックを借り上げ搬送します。僅か10分ないし15分程度の距離ですが、トコトコ自走するのは無理がありますね。2ヶ所目の田圃は一部にレンゲソウを残したまま、耕耘作業が未処理となってます。此処を耕耘してると、隣の田圃のオッチャンが偵察に。ど素人百姓の作業に興味津々のようです。挙げ句の果てには、「オラッチの田圃に水落とすなよ」・・・・・・・・・無理な課題を押しつけて退散。水が下段に浸透するのはどうしようもないこと、確か民法上も受忍義務があったのでは。
残して置いたレンゲソウも刈り込んでしまいました、残念ですが肥料となります。

花(レンゲソウ)も嵐も踏み越えて、ひたすら耕耘作業に。

田圃の水管理、なかなかに難しいものです。自己努力だけではどうしようもない部分もあり、田圃で米を作ろうと思えば「協調性」がいやが上にも要求されます。ここらの慣習が長年続いた結果、日本人の性格を形作って来たのかも知れませんね。自己の物件に限っても物理的に水を担保するのは種々の障害があって一筋縄ではいきません。畦シートは水確保の手段の一つ、田圃に水がないと米作りは全く不可能ですから、モグラと競争しながら水漏れ防止を図らねば。
無理難題を持ち込んだオッチャン・・・・・・・赤いトラクターの御仁。

Posted by とんび at 05:11│Comments(0)
│米づくり
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