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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年06月30日

畦豆作りの下準備

畦豆ってご存じだろうか。夏のビヤガーデン、必ずご登場の枝豆君・・・・・・・・あれである。元々は大豆なんだが、大豆を大豆として栽培する方はめっきりと減少してしまった。ちなみに大豆の自給率は5パーセント程度とか、早い話が大半が輸入品である。豆腐や味噌や醤油や納豆や・・・・・・・・・・伝統的食品の大半が輸入に頼らないと製造できない。安定的輸入は困難のようで、主産地のブラジルではアメリカ・中国・日本の三ヶ国が三つ巴の争奪戦を演じているとか。クロマグロじゃないですが、そのうち食べれなくなる日が到来するかも知れませんね。かっては大豆なんて何所にでもありふれた栽培品目だったのですが。


             黒豆を種蒔きしておいたら見事に発芽、まもなく定植ですね。
     畦豆作りの下準備 

人のことは言えません、我々も大豆をメインに栽培することはなく、田圃の隙間にビール用にと栽培する程度。大豆を畑で栽培するのは難しいのですが。不思議と田圃の畦では良く育ちます。そこらから畦で作る豆、すなわち畦豆との名称が生まれたのでしょう。小生も最初は大豆と枝豆とが別の品目かと思っていました。ナスと西瓜みたいな関係でしょうか。枝豆が大豆の早期収穫で青い段階での食用と知ったのはつい最近のこと、農作業を始めてからです。それにしてもビールには良く合いますね。米造りの仲間達も米が主なのか畦豆が主なのか・・・・・・・・・・・・・田圃の脇の畦道には大豆の苗がズラリと並びますね。


                 枝豆の栽培予定地を次々と草刈りしていきます。
             畦豆作りの下準備 

畑に種蒔きした黒豆も次第に大きくなってきました。ボチボチ定植の時期かと思えます。草刈りした畦道に小さな穴を掘り、田圃の土をすくって入れ込み植え込み土壌とします。これが非常に具合がよろしいようで、面白いほどの成長ぶりを見せてくれます。水分を含んでるんで定植にも好都合なようですね。そして待つこと数ヶ月、稲刈りと前後する頃には収穫期となります。後はご存じのとおりですね。収穫せずに茎が枯れるまで放置しておいたら大豆となります。大豆を栽培して味噌や納豆などを自作出来るようになれば農作業も一段と深みを増すかと思うのですが、残念ながらビールのおつまみでストップ中ですね。新規就農者の中には大豆専門の方もいらっしゃるとか。


                 ここに穴掘りし田圃の土をいれてスタンバイです。
             畦豆作りの下準備

大豆の自給率は5パーセントくらいと記述しましたが、では何所から輸入をとなってきますね。統計数値ではアメリカが75パーセント前後、ブラジルが13パーセント前後位で、この二ヶ国で概ね9割ほどになります。アメリカはご存じのように遺伝子組み換えの推進国、輸入大豆がそうでない保証は期待できないのでは・・・・・・?。この遺伝子組み替え、影響が出るのは長い時間の先かと思いますが、出たときには取り返しがつかないのではと懸念するのですが。   


          枝豆=大豆の栽培地はたくさんあります。苗の方が足りないみたいですね。
     畦豆作りの下準備

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Posted by とんび at 05:09│Comments(0)米づくり
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