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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2010年07月10日

丹波の黒豆

蒸し暑い昼下がり、何気なく田圃を訪ねて見たら・・・・・・・何と大先輩がたが黙々と作業中であった。何事かと覗き込んでみたらどうやら枝豆の植栽中のようである。それも世に名高い「丹波の黒豆」、例の知られすぎた逸品である。豆類の世界では王者といってもいい存在ではなかろうか。何所が違うのかよくわからないが、世間の評価は滅法に高いようだ。毎年の事ながら、田圃の脇の畦道に植え込んで、米の収穫と相前後するような形で枝豆を楽しんでいる。黒豆というから黒い枝豆かと思いきや、さにあらず。最後の大豆の段階まで育てたら黒豆となるようだ。小生が植え込んだのも黒豆だが、こちらは丹波の黒豆ならぬ河内の黒豆、残念ながらブランド力はないようだ。


           丹波の黒豆を植栽中です、楽しみがあれば暑さにも負けず?
     丹波の黒豆 
                ちょっと伸びすぎましたか、まあ大丈夫でしょう。
     丹波の黒豆

日中のくそ暑い時間帯、先輩方もお疲れかと思うのだが、熱心に作業中だ。手伝おうかとも思ったのだが折角のお楽しみを奪うのも・・・・・・・・・そう考えて控えておいた。一部、草刈りが出来ていない部分もあったが、さすがに抜かりはない。刈払機を持ち出して刈り始める先輩も。皆さん農作業のプロばかり、手順的に全てを掌握しておられる。見習うべき事が多い先輩方だ。これで小生が植え込んだ分と先輩方が植え込まれた分とで田圃の周囲は黒豆ばかり。収穫の折が楽しみですね。仲間の衆にも声がけしておかないと。


           こちらでは手植え中のようですね、小生が植え込んだ株の合間に。
     丹波の黒豆
          雑草が繁ったままでは植栽不能ですよね、まずは草刈りを。
     丹波の黒豆

稲刈り完了後に収穫祭をやろうよ・・・・・・・そんな声をあげながら未だに実現していません。稲刈り時には超多忙、どうしてもくたびれ果ててしまう故でしょうか。今年は黒豆の枝豆も沢山に収穫出来そうです。新米を炊きあげ枝豆とビールで乾杯と・・・・・・・・おっとっと皆さん車通勤でしたね。これがネックですか。しゃあない、ご自宅で一人静かに晩酌を楽しんでいただきましょうか、無論、黒豆の枝豆がおつまみですよね。

         
             1本1本丁寧に植え込んでいきます。心は秋の収穫期に?
     丹波の黒豆

大豆のことは種々問題点が多いのですが、一番重大なことは自給率が5パーセント程しか無いことでしょう。日本人にとって味噌と醤油は基本的な食材(?)、これの主材料を外国に依存するということは生命線を押さえられたのも一緒ですよね。原油は産出出来ないからやむを得ないのですが、大豆は自給しようと思えば可能な品目です。安全保障の視点からも農政を展開すべきでしょうね。大豆を作ることは、ミサイル網整備や戦闘機の開発等と同じ重さを持つかと思いますが。


              ノカンゾウかヤブカンゾウでしょうか。畑のそこかしこに。
            丹波の黒豆

     

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Posted by とんび at 05:11│Comments(0)米づくり
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