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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年03月01日

竹林の再生を

借用している田圃の側に竹林があります。立ち枯れ、倒壊、半腐植・・・・・・・等々の竹でジャングル状態でした。地主であるHさんも、高齢化の故か手が回りかねたようです。そこで我々が・・・・と言えば聞こえがいいのですが。とにかく筍が出来る状態にはもっていこうよ、との話になり、再生活動を始めました。冬場のみの作業で今年が2シーズン目。随分ましになりました。無論、撤去した倒壊竹などは、あの「焼き畑農業」の貴重な資材となりました。


 
こんな状況が下の谷川まで続いている。日が入らず、人も入れない、筍も見あたらない。


竹林の再生を


仲間達と再生活動をした領域、随分とすっきりしました。お天道様も差し込むようになり、本年は筍が期待できるかも、とワクワクしています。歩き回るのも楽になりました。

                                
竹林の再生を 竹林の再生を


この地域は孟宗竹ではなく、日本古来の真竹がはえている。最初は区別がつかなかったが、先輩方の薫陶で、「モウソウチュウゴク、マダケハニホン」 との暗記方法も教授していただいた。日本と二本をかけたものだ。確かにいい区別方法である。下の写真が真竹のそれ。節の部分に二本線がはいっている。孟宗竹は一本とか。ちなみに、孟宗竹は平安時代の初期に中国の江南地方から持ち帰られたようだ。繁殖力が強く、どうかすると田圃や民家を破壊させる可能性がある。また竹林は生物多様性に欠け、ヤブカの巣窟になりやすいのも問題だ。我々が、冬場しか再生活動をしない理由の一つでもある。



            竹林の再生を


下の谷川に至るには、まだ数年の時間が必要だろう。水辺まで自由に降りれるようになれば、今度はホタルの復活を、そんな仲間の声も聞こえてきました・・・・・・・・・・。







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Posted by とんび at 05:26│Comments(0)森のお仕事
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