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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2008年03月22日

炭窯の新設ー4

引き続き炭材を立て込んでいきます。窯一杯にするのはなかなか骨が折れます。まだスカスカの立ち枯れ松だからましなんですが、正規のクヌギやコナラであれば相当な重労働となります。上面もほぼ水平がとれてきました。


 炭窯の新設ー4

 炭窯の新設ー4


続いて窯口の制作にはいります。またもや耐火煉瓦の出番です。粘土で慎重に積み上げていきます。

炭窯の新設ー4  炭窯の新設ー4
          
 炭窯の新設ー4
 炭窯の新設ー4


窯口が完成したら次は炭材の上部の完成に向かいます。水平がとれた炭材の上に木っ端(木片)とナル(小枝)を敷き詰め、形を整えていきます。
 
炭窯の新設ー4  炭窯の新設ー4
 

炭窯の上部の形が整ったら、次はコモかぶせです。粘土が炭窯の中に落ち込むのを防止する働きがあります。いまどきコモなども販売しているんですね。Omリーダーが通販で取り寄せたとか。よくぞ販売店を見つけたものです。


炭窯の新設ー4













      
            炭窯の新設ー4


窯口のコモかぶせが一番困難ですね。ここはやはり師匠の出番。総指揮官である長老のTさんがうまくコツを指示しながらまとめあげます。

       炭窯の新設ー4


最後はやはり総指揮官の長老Tさんによるコモのチェック。この仕上がりが悪いと粘土の活着がうまくいかないそうです。結果的に窯の形がいびつになり、商品たる炭の仕上がりに影響してくるとか。我々では、なかなかそこまでの配慮が出来かねます。OKが出たら雨よけのブルーシートを張って本日の作業は終了っと。


炭窯の新設ー4







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Posted by とんび at 05:28│Comments(0)森のお仕事
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