2008年10月08日
錦秋は何処に
想定外の事情で、ひょっこりと半日ほどの時間ができた。さっそくカメラ片手に駄犬を引き連れ、野辺の散歩へと出掛けることに。時は秋、錦秋が何処かにと願うも当地は遅めの地域、来月の中旬以降が旬とはわかっているのだが・・・・・・・・・・。季節は正確だ、紅葉の気配などみじんもなく、少々ひんやりしだした里道を、田圃を眺めながらのんびりと歩く。レンズを向けるのは野辺の花やクモの巣或いはお地蔵様など。久方ぶりののどかな時間だ。我が家の駄犬も13歳、人間でいえばシニア層にあたるだろう。心なしかロープを引っ張る力も弱まったようだ。
紅葉の名所へと続く散歩道の一角です。こんな素敵な里道が南河内には一杯。
当地にはお地蔵様が多い。信仰深き土地柄なのだろうか。いずれ、あちこちのお地蔵様をまとめてアルバム化したい、そんな希望も持って撮影を続けているが、なかなか思うようには撮れないものだ。それにしても表情のなんともおだやかなこと。聞くところによれば、此岸から彼岸への道を歩む人々を手助けして下さるのがお地蔵様だとか。そういえば村々の辻には必ずお座りになっておられるような。
さて野辺の花も何点か撮れました。名称がスラッと出てこないところが辛いのですが、森のどんぐり屋さんやむかごさんはどんな頭の構造を為さっているのやら。名称のみならず、いわれや来歴、原産地などもそらんじておられるようで、なんともうらやましい限りです。
キンモクセイですね。この程度はわかります。
道端にひっそりと。さて名称は ???
背の高い樹木に咲いていました。開きかけのようですね。
最近はクモが多いですね。縄張り争いの最中なようです。
のんびりと遊び回っていたら、はや夕暮れとなりました。秋はつるべ落としとかで、日暮れるのも急速なようですね。明日のお天気はどうでしょうか、農作業が出来るかな。
平穏に一日が終了してくれるのが、何ともありがたいことで。感謝、感謝ですね。