2009年02月03日
今日も山の中
いつものメンバーが次々に集まってきました。精鋭達の集合でしょうか。鉈や鋸やロープや剪定鋏など思い思いの武器を携えての山入りです。無論、大好きな弁当はリュックに忍ばせています。「怪我と弁当は自分持ち」・・・・・・・・・・これがボランティアの鉄則なんです。いわば自己責任の下での山遊びとでも申しましょうか。今日の予定は以下の4点です。1、巨木であるプラムの剪定 2,シシ除けのバリケード構築 3,八朔の全収穫 4,剪定枝の撤去 こうした作業を手分けしながら進めていきます。まずもってプラムの剪定ですが、当地のプラムは巨木になりすぎて収穫が出来にくい状態となっています。栄養分も全体に廻りかねているようなので、簡略化しようとの作戦です。こうした作業には木登り名人のIさんが最適でしょう。本人もその気で張り切っています。
木登り名人が登っての剪定作業です。幹がかなり大きめですね。
プラムもこんなに高いと収穫できないですね。
プラムの巨木が2本あります。剪定が悪いのと大きすぎるのとで実なりが少々悪くなってきました。そこで思い切って大胆な剪定作業を選択したのです。高枝鋏が届かない所は切断、樹勢が弱い枝は切断・・・・・・・・・・といった荒治療です。本来なら切断箇所には防腐剤等の塗布が必要なんですが、次回にアルミ箔でも貼り付けようかと思案しています。
本日初デビューのMzさん、剪定の名手です。黙々と作業中。
若手のホープIzさんも剪定作業と格闘中。だいぶ慣れてきたようです。
さてお次の作業はシシ除けのバリケード構築です。当地には昨年あたりからイノシシが出没し、かなりの被害を被っています。地元の方の話では20頭ぐらいの集団だとか。まもなく筍の季節、昨年はだいぶと食い尽くされました。防御を急がないと。竹を切り出し、イノシシが超えれない程度の高さに剪定枝や笹を積み上げていきます。効果は疑問ですが、黙ってのやられっぱなしには耐えれません。攻撃は最大の防御といければいいのですが、敵は夜行性。今頃は藪の中でお昼寝でしょう。
右上が我々のフィールド。敵は左の竹林から襲撃するようです。
昼食後は八朔の全部を収穫することに。物知り博士のKさんによれば、既に収穫適期は超過しているとか。収穫したあと1ヶ月程度は寝かさないと食べ頃とはならぬようです。本日は全部を収穫し、小屋の中で熟成させることにしました。
まずは大好きな腹ごしらえを。奥ではコーヒーが出来ています。
やはり収穫作業が一番楽しそうですね。
さあ収穫物を小屋に格納しましょうか。来月用ですね。
すっきりしない天候でしたが、最後まで持ってくれました。雨さえ降らねば作業は継続できます。次回はシシ除けのバリケード作りの徹底とシイタケの植菌作業、それに苗木の植栽等がまっています。臨時の作業日も設定しないと間に合わないようですね。各位の畑もジャガイモの植え付けが始まってきます。冬場は暇とかいってましたが、どうやら農閑期は終了のようですね。こうした野遊びがお好きな方、是非仲間にお入り下さい。愉快なワル達が歓迎しますよ。