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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年03月23日

芽吹き出す春の樹

お彼岸も過ぎ、だいぶ暖かくなってきましたね。久方ぶりに畑を訪ねると、あちこちで芽吹きが始まっていました。小さな果樹園を併設しているのですが、どうやって季節を把握するのか、時期が来ると芽を出し花を咲かせ実を付けていくのですね。全く持って不思議な現象です。自然界の神秘さは、何度見ていても飽きが来ないですね。のどかな春の一時を果樹達と遊びました。


       ばあさまのプラムも生き返りました。2本とも見事な花を咲かせています。
芽吹き出す春の樹

芽吹き出す春の樹


一番良かったのが、地主のばあさまのプラムの樹。藪に埋もれて日陰で弱っていたのでした。刈払機とチェーンソーと鉈とを駆使して周囲を切り払い、プラムのみが太陽光線をふんだんに浴びれるように改造したのです。プラムはしっかりと応えてくれました。真っ白い花が一面に咲き乱れているではありませんか。周囲で邪魔をしていたブッシュ類が無くなったので、太陽光線を独り占め出来た結果でしょう。肥料も水も大事ですが、根本は太陽光線、改めて再認識しております。


             桃の花(の少し手前)が咲き始めようとしています。
芽吹き出す春の樹


果樹園を散策すると、プラムや柿やプルーンやリンゴなどは立派な花を咲かせています。梨や栗の木はまだ冬眠中のようで発芽は発見出来ませんでした。同じ果樹であっても早熟な奴、晩成の奴・・・・・・いろんなタイプがあるようです。人間様と同じで、持ち味と特徴を把握して、本性に従った育て方をやらないとせっかくの逸材を潰してしまいかねないですね。職場で同じ思いにドキッとされたことはありませんか。新芽を見てると楽しくなってきます。今年も間違いなく花を咲かせ実を育ててくれるのだと思うと、感謝の気持ちがひとしおですね。大半が秋の収穫、実りの季節を楽しみに待ちたいと思います。


               リンゴの樹です。今年は実を付けてくれるかな。
芽吹き出す春の樹
                       甘柿もたくさんの収穫が期待できそうです。
芽吹き出す春の樹

昨年の年末に11本ほど果樹木の苗を植え込みましたが、速いモノは芽がでています。数ヶ月で完全に活着してくれたようです。果実が実るまでには数年かかりそうですが、最初の難関はクリア出来たようですね。毎年少しづつ、苗木を植え込み、果樹の楽園を作り上げようと壮大な野望を小さな果樹園に込めておるところです。


             年末に植えたサクランボ、若葉が見えますね。
           芽吹き出す春の樹

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Posted by とんび at 05:09│Comments(0)里山に遊ぶ
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