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金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年04月14日

筍掘りまくる

今日は朝から絶好の快晴、打って付けのタケノコ日和である。すぐにでも掘り出しにかかりたかったのだが、あいにくの自治会総会、残念ながら引き継ぎを先に完了させねばならない。2時間程度遅れて果樹園に到着、皆さん既ににんまりした表情で沢山の収穫物に満足そう。どこでこんなに掘ったのと言うぐらいに、真新しいタケノコがごろごろしている。懸念していたイノシシへの防御作戦がうまく働いたようだ。思えば昨年はひどい目にあった。至る所のタケノコが食い散らされた後だったのだ。今年はK参謀による防御作戦がみごとに効をそうしたようだ。竹柵とネットなんて・・・・・・と思っていたのだが、これほど効果を上げようとは。Kさんによると、イノシシは人間の臭いをきらうのだとか。そこで取った作戦がネットのあちこちに散髪屋で頂いてきた髪の毛をビニールに入れてぶら下げる作戦である。見事に的中、全くと言っていいほど被害がなかったのである。


          イノシシに負けていませんでした。立派な筍が続々と。
筍掘りまくる

筍掘りまくる


それにしても彼はどこでこんな知識を仕入れていたのだろうか。イノシシとお友達とも思えないのだが。家人が語っていた、あの方は多分、大学の農学部あたりで講義をしておられた教授だったのでは、と。一度確認しておかねばならないだろう。最も、笑っているだけで本当のことは話さないだろうけど。


            獲物を見つけたぞ・・・・ハンターの目が光りますね。
筍掘りまくる 筍掘りまくる


昼間の休息には早速の焼きタケノコ、軽く炭火で焼いて醤油を付けただけなのだが結構においしいのである。一汗かいた作業の後、しかもロケーション抜群とあって、タケノコの味も代わってくるのかも知れない。山中での果樹園作業にはこうした余録があるので、皆さんいそいそとご出勤遊ばすのかな。タケノコが終われば次はサクランボ、その次は梅、その次はプラム・・・・・・収穫予定が控えている。当分、嬉しい悲鳴が続きそうだ。特に青梅の人気は高い。梅干しは無論のこと、梅ジュースというかサワーというのか真夏に打って付けの飲み物が作れるのだ。暑さ知らずで働ける特効薬みたいなものである。木登りして一個づつの収穫は面倒だけど、それ以上の喜びが待っていますね。


       要所要所にぶら下がっているのが髪の毛の入ったビニール袋。
筍掘りまくる 
               抜群の効能を発揮した模様ですね。
筍掘りまくる


さてここで皆の衆の活躍ぶりを覗いて見ましょう。大半は既に掘っていましたが、まだまだ収穫をとハンターの動きは隙がないようです。主な道具はやはりスコップとクワ、地面に出るか出ないかのタケノコを素早く見つけ慎重に堀り上げます。頂部の向きから根の張り具合を想像してスコップを1~2度、上手な方はこれで収穫です。あまり上手でない方は何回もスコップをふるわねばなりません。斜面を壊さないように願いまっせ。


筍掘りまくる 

筍掘りまくる


お土産が多いのはいいのですが、タケノコは重たいですね。車までよっこらせで運びます。今夜は奥方が腕をふるわれ様々なタケノコ料理が食卓を賑わすことでしょう。人間はお腹一杯になれれば幸せだとか・・・・・・・・某哲人が語っていましたっけ。ご家庭が円満であられることを切に願っております。







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Posted by とんび at 05:05│Comments(0)とんびくらぶ
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