オオサカジン

  | 河内(南河内・中河内)

新規登録ログインヘルプ


金剛山麓に緑豊かな桃源郷「とんびの里」を創りたい、そんな想いに駆られた万年青年達の悲喜交々を、南河内の風土と一緒に紹介します。

2009年07月13日

農園の散策

ここ3日程草刈りを続けた故か、わが農園も結構すっきりとしてきた。これなら長靴なしでも歩けそうな感じ、少し散策でもと歩き回ってみる。夏野菜は今が旬の時期、トマトにキューリにピーマンにシシトウに・・・・・・いずれ劣らぬ盛りの状態。取り遅れてお化けキューリとなってしまう事例もある。スイカやカボチャは今少しの時間が必要なようだ。ナスは残念ながら病気にやられ、夏の収穫は諦めた。秋ナスへの期待を込めて手入れを怠らぬよう心がけている。先日も秋ナス用の苗12本を購入して追加の植え付けを終わったところだ。


             梅雨の中休みかな、まるで秋晴れのような天候ですね。
     農園の散策


夏野菜はかくの如しだが、はや秋の気配が漂っているのか、果樹木には秋の収穫物が実り始めている。まずもって栗だが、苗木を植えて9年余り、たくさんの実が鈴なりで今年は大豊作の模様である。たくさん食べる訳でもないが、皮が弾けて焦げ茶の栗の実が飛び出す様が何とも言えない。まさに秋の代表格の果実である。続いて柿の実、甘柿と渋柿とがあるがいずれ劣らぬおいしさである。甘柿は遅めの富有柿が好きだ、渋柿はやはりヒラタネかな。焼酎で渋抜きしたヒラタネは甘柿以上の甘さがあって、通の方は甘柿より渋柿の方を好まれるとか。カリンも何個か実ってるようだ。ここは残念ながら柑橘類が土地に合わないのか、植え込んでもすぐに枯れてしまう。地主のばあさまのミカン農園も、毎年立ち枯れの樹が多くて処分が大変だ。


           無数のいがぐり頭が顔を覗かせています。豊作のようですね。
     農園の散策
            これは甘柿です、品種は次郎柿だったような気がしますが。
     農園の散策
         カリンです。昨年のカリンで作ったカリン酒もそろそろ飲み頃かな。
     農園の散策



続いてはエビス草、そういってもお馴染みの方は少ないでしょう。ハブ茶といったほうがわかりやすいでしょうか。エビス草の種は直径1~2ミリ位ですが、これを採取して炒ってお茶とします。あっさりしたのみ味で、夏場にはウーロン茶代わりに飲めますよ。下手な炭酸類やジュース類を飲むより健康的ですし、自家製で作れるのが何よりです。簡単ですから是非チャレンジしてみて下さい。


          エビス草です。秋になると細い鞘の中にたくさんの実が出来てきます。
     農園の散策
       一度種蒔きすると毎年のように生えてきます。しぶとさが強みでしょうか。
     農園の散策



夏野菜ではなく秋の味覚を探訪してきましたが、代表格はやはりサツマイモでしょうね。娘さんやご婦人方には特に好評のようで、ご近所に差し上げてもご主人までには届かぬようです。途中で蒸発してしまうのでしょうね。今はまだ青々とした葉のみが茂っていますが、10月に入る頃には掘り頃となります。獲物が大きいだけに収穫の喜びもひとしおですね。Uさん達は又焼き芋屋を始めるのだろうか。


                サツマイモ畑が3段続いて並んでいます。
     農園の散策
         秋の味覚が広がる谷間の農園です。だいぶすっきりとなりました。
     農園の散策


同じカテゴリー(里山に遊ぶ)の記事画像
赤阪村小景
山里に錦秋を訪ねて
大阪産(もん)フェア
山野草の同定
源流学の村を訪ねて
凍り豆腐の里
同じカテゴリー(里山に遊ぶ)の記事
 赤阪村小景 (2010-12-13 05:12)
 山里に錦秋を訪ねて (2010-11-20 05:11)
 大阪産(もん)フェア (2010-11-11 05:07)
 山野草の同定 (2010-10-30 05:04)
 源流学の村を訪ねて (2010-10-08 05:06)
 凍り豆腐の里 (2010-10-07 05:13)

Posted by とんび at 05:10│Comments(0)里山に遊ぶ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。