2010年02月12日
新たなるチャレンジ
仲間達が喜びに沸いている。さて次は何にチャレンジするか・・・・・・・・・・・希望に燃える日々のようだ。年末から出荷していたレモンや八朔などがそこそこに売れ、それなりの収益となったようで、リーダーのIk氏から希望樹種のアンケート調査が回っている。果樹園も先輩方の尽力があって代々引き継がれてきたもの、我々も次の世代のために苗木の植栽と園内の整備を進めておかねばならないだろう。新たな苗木の導入を図り、果樹園の魅力と可能性を広げることも大きな役目。今回はブドウへのチャレンジが大きな目標のようだ。幸いにして果樹園は東南向きの下り勾配、日照条件はすこぶる良好だ。水はけも良し、大風も当たりにくい立地条件・・・・・・・・・ブドウにとっては格好の栽培適地かも知れない。
ブドウの栽培予定地です。東南向きの下り勾配、最適条件では。
代々の先輩方は柑橘類や柿、栗等がメインで、ブドウへのチャレンジは無かった。好みの問題もあるかも知れないが、基本にはブドウはプロ農家の作品で素人が手出しし難い領域との思い込みがなかっただろうか。モノの本を調べてみると、ブドウ栽培は土質を選ばず肥料分もあまりいらず、どちらかというと痩せ地に向いているのだとか。しかも自家受粉で異品種を必要とせず、栽培も容易なようだ。ただ日照条件と水はけの良さだけは要求されるようで、この点は栽培予定地について全く問題なし。偶然にも皆の希望と諸条件とが旨く合致してくれたようだ。
ブドウの栽培現場です。ツル性果樹なので棚の整備が必要ですね。

当地にもブドウ栽培の伝統があってメイン品種はデラウエア、例の種なしブドウである。知人にブドウ農家があって数回手伝いに行ったが、ブドウは最初から種なしだと思っていた。ジベラリンという農薬で種無しにするとは想像すら出来なかったのだ。我々がとんびくらぶの果樹園でどんなブドウ品種を選択するか、好みが分かれるところだが、ポピュラーなのはデラウエアだろう。但し、あまりにも一般的すぎて面白みに欠けるのは否めない。巨峰やマスカット或いはピオーネやキャンベルといった品種がおもしろいかも知れない。商品栽培を想定しているのではないから、冒険してみるのが楽しいかも知れませんね。
巨峰 デラウエア

ブドウと共に挙がっているのが柑橘類、なかでも現在栽培していない温州ミカン。これも当地には赤阪ミカンの伝統があって広く栽培されていたのだが、収益性で廃れたようだ。温州ミカンのいい面は、その場で即座に食べれること。果樹園で作業の合間にもぎ取って食べながらの作業を楽しみたい・・・・・・・・・・どうやらそんな願望が根底に潜んでいるようですね。いいことかと思います。温州ミカンの栽培条件もブドウと似たようなもの、案外の適地かも知れないですね。ただ柑橘類はゴマダラカミキリムシの食害に遭いやすい特性を持ちます。私宅では地表面の幹回りに厚手のビニールを被膜して防除していますが、結構有効なようです。温州ミカンを植栽するのなら、こうした手段を講じる必要がありますでしょう。
ここらは柑橘類の予定地としましょうか、第一候補は温州ミカンのようです。

何れにしましても今回の嬉しき悩み事は、年末から煩瑣な業務を厭わずに出荷の労を取っていただいたIKe氏とK氏のご尽力によるもの、心より御礼申し上げたいと思います。
手入れの行き届いた果樹園、夏場は雑草のジャングルと化します。

ブドウの栽培予定地です。東南向きの下り勾配、最適条件では。

代々の先輩方は柑橘類や柿、栗等がメインで、ブドウへのチャレンジは無かった。好みの問題もあるかも知れないが、基本にはブドウはプロ農家の作品で素人が手出しし難い領域との思い込みがなかっただろうか。モノの本を調べてみると、ブドウ栽培は土質を選ばず肥料分もあまりいらず、どちらかというと痩せ地に向いているのだとか。しかも自家受粉で異品種を必要とせず、栽培も容易なようだ。ただ日照条件と水はけの良さだけは要求されるようで、この点は栽培予定地について全く問題なし。偶然にも皆の希望と諸条件とが旨く合致してくれたようだ。
ブドウの栽培現場です。ツル性果樹なので棚の整備が必要ですね。

当地にもブドウ栽培の伝統があってメイン品種はデラウエア、例の種なしブドウである。知人にブドウ農家があって数回手伝いに行ったが、ブドウは最初から種なしだと思っていた。ジベラリンという農薬で種無しにするとは想像すら出来なかったのだ。我々がとんびくらぶの果樹園でどんなブドウ品種を選択するか、好みが分かれるところだが、ポピュラーなのはデラウエアだろう。但し、あまりにも一般的すぎて面白みに欠けるのは否めない。巨峰やマスカット或いはピオーネやキャンベルといった品種がおもしろいかも知れない。商品栽培を想定しているのではないから、冒険してみるのが楽しいかも知れませんね。
巨峰 デラウエア


ブドウと共に挙がっているのが柑橘類、なかでも現在栽培していない温州ミカン。これも当地には赤阪ミカンの伝統があって広く栽培されていたのだが、収益性で廃れたようだ。温州ミカンのいい面は、その場で即座に食べれること。果樹園で作業の合間にもぎ取って食べながらの作業を楽しみたい・・・・・・・・・・どうやらそんな願望が根底に潜んでいるようですね。いいことかと思います。温州ミカンの栽培条件もブドウと似たようなもの、案外の適地かも知れないですね。ただ柑橘類はゴマダラカミキリムシの食害に遭いやすい特性を持ちます。私宅では地表面の幹回りに厚手のビニールを被膜して防除していますが、結構有効なようです。温州ミカンを植栽するのなら、こうした手段を講じる必要がありますでしょう。
ここらは柑橘類の予定地としましょうか、第一候補は温州ミカンのようです。

何れにしましても今回の嬉しき悩み事は、年末から煩瑣な業務を厭わずに出荷の労を取っていただいたIKe氏とK氏のご尽力によるもの、心より御礼申し上げたいと思います。
手入れの行き届いた果樹園、夏場は雑草のジャングルと化します。

Posted by とんび at 05:09│Comments(0)
│とんびくらぶ
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