2010年03月18日
宴の跡に腹立てて
Kさんからメールが届いている。助っ人頼む、いわゆる出動要請である。何でもイノシシの暗躍が凄いようで対策を講じないと、とのご心配だ。そう言えばシシ達には何年も痛い目に遭ってきている。我々の果樹園には竹林もあって、結構な筍が産出されるのだが、これが彼らのお目当て。ボチボチ活動シーズンなのである。隣地の竹林が無防備というか、彼らの運動場みたいになっていて、そこから我々の果樹園へと侵入しているようだ。数年来、防御用のバリケードは作り続けているものの、彼らの悪知恵と攻撃力にかかってはひとたまりもない。昨年度はKさんの発案でうまい対策を講じ、かろうじて大きな被害は免れた。
破られたバリケードに呆然とするKさん。
左側隣地の竹林から右側の我が果樹園へと侵入しています。

昨年は大丈夫だったし今年もOKだろう・・・・・・・・そんな甘い期待はものの見事に裏切られた。竹林を回って見ると、至る所に彼らの宴の跡が。まだ地表面に出ない筍を探り当て、掘り出して皮だけ残し綺麗に賞味なさっておられる。あまりの見事さにただ呆然と佇むのみ。どうやら第一陣の筍(長男坊と称している)は全滅のようだ。第二陣(次男坊と称している)の筍はしばしの後になるだろう。それも無事に地表に出現してくれるかどうか。来月初旬にとんびくらぶの筍掘りが想定されているが、肝心の筍が皆目存在しない可能性も高い。彼らが彼方此方と荒らし回って、筍に飽きた頃を見計らった方が賢明かも知れませんね。
シシ道です。夜半に矢印のように通行してるようですね。
さて嘆いていても始まりません。何らかの対策をということで、Kさん発案の必殺技を繰り出しましょう。昨年度も実施しましたが、ツル性野菜用のネットそれも超長い物を三重にセットして防御陣とするのです。か細いネットですが、三重にしているのと、ふわっと設置してるのとで、意外と破壊できないようです。それに彼らの嫌いな人間の髪の毛をぶら下げておきます。何故かイノシシ達は嫌がって近寄らないようです。彼らの習性を読み込んだKさんの作戦勝ちでしょうか、昨年度はおかげさまで筍にあずかりました。
連中の宴の跡です。穴ぼこだらけですね。

筍は全てが未だ地中にあります。それを探索して掘り出してます。

中身は全部賞味してご丁寧に皮のみを残しています。

長男坊は全滅としても次男坊には間に合わせたい、そう願ってネット張りを始めました。本日はKさんと小生の2名のみ、作業は遅々とした歩みですが、とりあえず1ヶ所目は出来上がったようです。画像で紹介しておきましょう。こんなネットで効果あるのか、と疑問視されるでしょう。我々も半信半疑だったのですが、被害が少なかったのが何よりの証拠かと思います。とりあえず髪の毛は間に合ってないので、Kさん懇意の散髪屋さんに期待しておきましょう。それにしてもイノシシとの飽くなき対抗戦、知恵比べでもあります。基本的には、動物界と人間界との境界線が不明瞭となってしまった、ここに原因が存在するのでしょう。いわゆる耕作放棄地、休耕地等の存在です。彼らにすれば当然のテリトリー内だとの判断でしょうね。
報復合戦を狙うKさん、執拗にネットを張り続けます。

人間と動物との共存といいますか棲み分けは不可能ではないと考えます。国境線も同じ事ですが、主権者としてここから内はわが領土との明確な主張は必要不可欠です。彼らは少しづつ踏み込みながら、テリトリーの拡大を図っている訳でして、この一線を越えたら事と次第によっては攻撃するぞ、との厳然たる意思表示が必要です。イノシシ達も馬鹿ではありません。だめ押しの確認が不可能、人間どもの抵抗有り、と悟ればそれなりの対応を図ります。か細い三重のネットは、この境界線の明確な意思表示、彼らに対する愛のメッセージなんです。
この軟弱なふわふわ感が嫌なようですね。それと髪の毛が。
とりあえず第一陣のネットは張り終えました。

◇◇◇◇ とんびの仲間達へ ◇◇◇◇
3月中にネットを張り巡らしておかないと、筍にはありつけないかも。平日作業です
が、出動可能な方は現場に集合をお願いします。詳細はKさんへメールにて。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
破られたバリケードに呆然とするKさん。

左側隣地の竹林から右側の我が果樹園へと侵入しています。

昨年は大丈夫だったし今年もOKだろう・・・・・・・・そんな甘い期待はものの見事に裏切られた。竹林を回って見ると、至る所に彼らの宴の跡が。まだ地表面に出ない筍を探り当て、掘り出して皮だけ残し綺麗に賞味なさっておられる。あまりの見事さにただ呆然と佇むのみ。どうやら第一陣の筍(長男坊と称している)は全滅のようだ。第二陣(次男坊と称している)の筍はしばしの後になるだろう。それも無事に地表に出現してくれるかどうか。来月初旬にとんびくらぶの筍掘りが想定されているが、肝心の筍が皆目存在しない可能性も高い。彼らが彼方此方と荒らし回って、筍に飽きた頃を見計らった方が賢明かも知れませんね。
シシ道です。夜半に矢印のように通行してるようですね。

さて嘆いていても始まりません。何らかの対策をということで、Kさん発案の必殺技を繰り出しましょう。昨年度も実施しましたが、ツル性野菜用のネットそれも超長い物を三重にセットして防御陣とするのです。か細いネットですが、三重にしているのと、ふわっと設置してるのとで、意外と破壊できないようです。それに彼らの嫌いな人間の髪の毛をぶら下げておきます。何故かイノシシ達は嫌がって近寄らないようです。彼らの習性を読み込んだKさんの作戦勝ちでしょうか、昨年度はおかげさまで筍にあずかりました。
連中の宴の跡です。穴ぼこだらけですね。

筍は全てが未だ地中にあります。それを探索して掘り出してます。

中身は全部賞味してご丁寧に皮のみを残しています。

長男坊は全滅としても次男坊には間に合わせたい、そう願ってネット張りを始めました。本日はKさんと小生の2名のみ、作業は遅々とした歩みですが、とりあえず1ヶ所目は出来上がったようです。画像で紹介しておきましょう。こんなネットで効果あるのか、と疑問視されるでしょう。我々も半信半疑だったのですが、被害が少なかったのが何よりの証拠かと思います。とりあえず髪の毛は間に合ってないので、Kさん懇意の散髪屋さんに期待しておきましょう。それにしてもイノシシとの飽くなき対抗戦、知恵比べでもあります。基本的には、動物界と人間界との境界線が不明瞭となってしまった、ここに原因が存在するのでしょう。いわゆる耕作放棄地、休耕地等の存在です。彼らにすれば当然のテリトリー内だとの判断でしょうね。
報復合戦を狙うKさん、執拗にネットを張り続けます。

人間と動物との共存といいますか棲み分けは不可能ではないと考えます。国境線も同じ事ですが、主権者としてここから内はわが領土との明確な主張は必要不可欠です。彼らは少しづつ踏み込みながら、テリトリーの拡大を図っている訳でして、この一線を越えたら事と次第によっては攻撃するぞ、との厳然たる意思表示が必要です。イノシシ達も馬鹿ではありません。だめ押しの確認が不可能、人間どもの抵抗有り、と悟ればそれなりの対応を図ります。か細い三重のネットは、この境界線の明確な意思表示、彼らに対する愛のメッセージなんです。
この軟弱なふわふわ感が嫌なようですね。それと髪の毛が。

とりあえず第一陣のネットは張り終えました。

◇◇◇◇ とんびの仲間達へ ◇◇◇◇
3月中にネットを張り巡らしておかないと、筍にはありつけないかも。平日作業です
が、出動可能な方は現場に集合をお願いします。詳細はKさんへメールにて。
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Posted by とんび at 05:07│Comments(0)
│とんびくらぶ
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