2010年05月12日
奈良の寺内町?
当地には寺内町が2ヶ所ほど存在します。富田林駅前と河南町の大ヶ塚で、ブログ上でも何度か紹介させていただいてます。そもそも寺内町とは、浄土真宗などの寺院を中心とした宗教的自治都市とでもいうのでしょうか。為政者に対してもかなりの自治権をもっていたようで、単なる商業地である門前町との大きな相違でもあります。ふとした事から興味をいだくようになりまして、時折尋ねるようにしております。今回は奈良の市街地にある奈良町、此処をひょっこりと尋ねてみました。奈良町は寺内町ではなさそうですが、伝統的建築群として保護されている近世の町屋が多く残った地域ですね。ただ訪問した日が灼熱のような蒸し暑い日で、小生がへばってしまい表面的にさらっと眺めただけで引き上げました。残念です。
見慣れた光景ですね。そうお馴染みの彼処です。

驚いたのは外国人の多いこと、こんな町屋に何の興味がとも思うのですが。彼等にはエキゾチックな光景に見えるのかもしれませんね。確かに残された家屋は大半が江戸期の景観で、新築の建物も外観規制がかかっているようです。不思議と落ち着いた街並みを形成しており、あらゆる露地にお寺やお地蔵様が残されています。奈良町という呼称も通称のようで、いわゆる行政上の区域ではないようです。元々は元興寺の境内であったそうですが、以前は相当大きな寺院だったのでしょうね。見学した元興寺はどこにでもあるような小さなお寺さんにしか見えませんでしたが。
奈良町にはこんな町屋がずらりと並んでいます。

富田林の寺内町とそっくりですね、時代背景が同じ頃でしょう。

肝心の奈良町よりも奈良町を見学する外国人の方に関心が向いていきます。大別すると、バックパッカー的な若いアベック、リタイアした老年夫婦、かっての農協ツアーを連想させる中国人集団・・・・・・・・・・・この3分類になろうかと思います。若者達はヨーロッパ系と見えますが、僅かな荷物にラフな服装でどこでも歩き回っています。いわゆる何でも見てやろう形式のようですね。恐らくユースホステルなどを活用しての簡素な旅を続けてるのでしょう。本当はこれが一番印象的な旅(旅行ではなく)となるのでしょう。老年夫婦も白人系が多いですが、リタイアした後の夫婦のいたわりと楽しみにといった雰囲気です。ソフトクリームを1個買って交互に食べてる姿など見習ってもいいのではと思ってしまいます。こちらはツアー客のようですね。最後の中国人ご一行様、その喧噪さですぐに判明します。どこにでも集団で現れ、買い物が好きで、品定めの賑やかなこと。外貨を落としてくれるので文句は言えませんが、歓迎されざる一面かも知れませんね。
奈良町はお寺さんとお地蔵さんの街、至る所に存在します。
辻には大抵お地蔵様が・・・・・・信仰熱き街なんでしょう。

さて対応する奈良町の方々は外国語に堪能かと思いきや、小生と似たようなレベルの方も多いようです。どうやって意思疎通をと見ていたら、ボディランゲージと筆談・・・・・・・これに尽きるようです。自国語で必死にしゃべられると表情等から何とはなく解るんですね。最後は紙に書き出して貰う手法。お店によっては数字カードを準備してる所もありました。聞かれるのは値段だろうとの思いのようです。こうやってみてますと、治安さえ良ければ言葉は理解できずとも旅は出来る、そう実感しますね。無論、日本にも泥棒や強盗或いは凶悪犯など存在しますが、外国人にとっては安心して歩ける旅先なんでしょう。ネックとなるのは1ドル93円位の円高でしょうか。
今、購買力が最も高い人々でしょうね、無論聞こえるのはオール中国語。
奈良町のレポートが飛んでもない方向に走りました。暑さにめげて殆ど歩けてないので誤魔化した一面もあります。日を改めて、再度の訪問記をお届けすると言うことでご勘弁を。
こんな看板も。奈良の伝統的商品ですね。開発者は山伏?
見慣れた光景ですね。そうお馴染みの彼処です。

驚いたのは外国人の多いこと、こんな町屋に何の興味がとも思うのですが。彼等にはエキゾチックな光景に見えるのかもしれませんね。確かに残された家屋は大半が江戸期の景観で、新築の建物も外観規制がかかっているようです。不思議と落ち着いた街並みを形成しており、あらゆる露地にお寺やお地蔵様が残されています。奈良町という呼称も通称のようで、いわゆる行政上の区域ではないようです。元々は元興寺の境内であったそうですが、以前は相当大きな寺院だったのでしょうね。見学した元興寺はどこにでもあるような小さなお寺さんにしか見えませんでしたが。
奈良町にはこんな町屋がずらりと並んでいます。

富田林の寺内町とそっくりですね、時代背景が同じ頃でしょう。

肝心の奈良町よりも奈良町を見学する外国人の方に関心が向いていきます。大別すると、バックパッカー的な若いアベック、リタイアした老年夫婦、かっての農協ツアーを連想させる中国人集団・・・・・・・・・・・この3分類になろうかと思います。若者達はヨーロッパ系と見えますが、僅かな荷物にラフな服装でどこでも歩き回っています。いわゆる何でも見てやろう形式のようですね。恐らくユースホステルなどを活用しての簡素な旅を続けてるのでしょう。本当はこれが一番印象的な旅(旅行ではなく)となるのでしょう。老年夫婦も白人系が多いですが、リタイアした後の夫婦のいたわりと楽しみにといった雰囲気です。ソフトクリームを1個買って交互に食べてる姿など見習ってもいいのではと思ってしまいます。こちらはツアー客のようですね。最後の中国人ご一行様、その喧噪さですぐに判明します。どこにでも集団で現れ、買い物が好きで、品定めの賑やかなこと。外貨を落としてくれるので文句は言えませんが、歓迎されざる一面かも知れませんね。
奈良町はお寺さんとお地蔵さんの街、至る所に存在します。

辻には大抵お地蔵様が・・・・・・信仰熱き街なんでしょう。

さて対応する奈良町の方々は外国語に堪能かと思いきや、小生と似たようなレベルの方も多いようです。どうやって意思疎通をと見ていたら、ボディランゲージと筆談・・・・・・・これに尽きるようです。自国語で必死にしゃべられると表情等から何とはなく解るんですね。最後は紙に書き出して貰う手法。お店によっては数字カードを準備してる所もありました。聞かれるのは値段だろうとの思いのようです。こうやってみてますと、治安さえ良ければ言葉は理解できずとも旅は出来る、そう実感しますね。無論、日本にも泥棒や強盗或いは凶悪犯など存在しますが、外国人にとっては安心して歩ける旅先なんでしょう。ネックとなるのは1ドル93円位の円高でしょうか。
今、購買力が最も高い人々でしょうね、無論聞こえるのはオール中国語。

奈良町のレポートが飛んでもない方向に走りました。暑さにめげて殆ど歩けてないので誤魔化した一面もあります。日を改めて、再度の訪問記をお届けすると言うことでご勘弁を。
こんな看板も。奈良の伝統的商品ですね。開発者は山伏?

Posted by とんび at 05:11│Comments(2)
│里山に遊ぶ
この記事へのコメント
最後まで来て「わっ、苦い!」と思わずつぶやきました。。。
奈良町いいですねえ。
梅雨の頃に行くといいでしょうかね?
奈良町いいですねえ。
梅雨の頃に行くといいでしょうかね?
Posted by 森のどんぐり屋 at 2010年05月14日 16:42
こんばんは。
ダラニスケ丸は苦い薬の代名詞のようですね。確か吉野方面が主産地だったかと思いますが。
小生達が果樹園で栽培していますキハダが原材料です。名前の通りで樹皮の内側が黄色で、チェーンソーで伐採すると刃が黄色に染まってしまいます。
奈良町、是非お訪ね下さい。小生もあまり歩けてないので大きな事は言えませんが、江戸時代にタイムトリップしたような感覚にとらわれます。狭い区域ですので、たくさんの時間は不要かと思います。
大きなイベントも開催中なので、土日は避けられた方が賢明かと思いますね。
ダラニスケ丸は苦い薬の代名詞のようですね。確か吉野方面が主産地だったかと思いますが。
小生達が果樹園で栽培していますキハダが原材料です。名前の通りで樹皮の内側が黄色で、チェーンソーで伐採すると刃が黄色に染まってしまいます。
奈良町、是非お訪ね下さい。小生もあまり歩けてないので大きな事は言えませんが、江戸時代にタイムトリップしたような感覚にとらわれます。狭い区域ですので、たくさんの時間は不要かと思います。
大きなイベントも開催中なので、土日は避けられた方が賢明かと思いますね。
Posted by とんび
at 2010年05月14日 22:06

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